松山櫨(はぜ)復活奮闘日記

失われてしまった松山櫨の景観を復活させようと奮闘していく日々の記録。

環境ジャーナリストの佐藤さんと

2007-12-23 23:24:52 | 復活奮闘日記
今日は東京で活躍されている環境ジャーナリストの佐藤由美さんと、
筑後川流域で刈草を有機堆肥にするという活動をなさっている長野真理子さん、
それに娘さん+赤ちゃんとお会いしました。

佐藤さんは大與の大西さんや田布施の岡部さんなど櫨関係の方々に取材なさっていて
私もその一環としてお目にかかることができました。

JRたぬしまる駅で待ち合わせた後、
風と野の紀行でランチをすることに。
美味しい「なごみ御膳」をいただきながら、
「松山櫨」について、ひとしきりくっちゃべってしまいました。

お土産に佐藤さんの故郷で作られている鶴岡産絵ろうそく(上画像)をいただきました。
享保年間(1716~35)から作られており、
庄内藩酒井公の家紋の入った由緒正しい幕府献上品という歴史を持っています。
美しい絵柄は特産品の「紅花」です。
見れば見るほど、かわいいですね。私の宝物になりそうです。



茨城県石岡市にある水車小屋で作られた線香「水車杉線香」駒村清明堂製もいただきました。
水車の力を利用して、杉の粉を挽き線香を作ってあります。
普通の線香には防腐剤が入っていますが、ここの線香は100%杉の粉で、
おそらく商品化しているのは、今や日本でここだけだろうと言われています。

香りってのは意外なほど人間の脳や体に影響を与えます。
化学薬品が混ざっていると、無臭でも気がつかないうちに体の具合が悪くなったりします。
とはいえ、市場に出回っているのは、
何かしらそうした薬品が入ってるものがほとんどなんですが。

駒村清明堂の線香は、杉本来の自然な香りに満ちています。
私はあまり線香の香りって、昔から好きでもなかったんですが、
実際にかいでみたら、その香りの素晴らしいこと!
他の市販品とは全然違います。
鼻をすーっと爽やかな香りが抜けていくような感じなんですよ。かなり感動しました。

ここのサイトに詳しく載っていました。

夢中でおしゃべりしていたら、あっというまに時間が過ぎてしまい
スケジュールも押していたのでバタバタとお別れしました。
櫨のおかげで楽しい出会いができた一日になりました。

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