松山櫨(はぜ)復活奮闘日記

失われてしまった松山櫨の景観を復活させようと奮闘していく日々の記録。

天気予報ならぬ放射性物質拡散予報が必要

2011-04-06 10:04:20 | ニュース
今日は朝から南風が吹いてきたようで、西日本は救われたようです。
気象庁の風向きはこちら
ドイツの気象サービスはこちらです。

ところでネットからの圧力のせいか(?)、ようやく気象庁が放射性物質の拡散予測を公開しました。

指示されて…気象庁、放射性物質拡散予測を公開
東京電力福島第一原子力発電所の事故で、気象庁が放射性物質の拡散予測を連日行っていたにもかかわらず公開していなかった問題で、同庁は5日、拡散予測を初めてホームページで公開した。

ところが、気象庁のHPに行っても、どこにあるのかさっぱりわかりません。
房屋さんのブログからリンク先にジャンプしてみました。

気象庁が公開した放射性物質拡散予測へたどり着く方法 (11-4-5 22:28)

こちらに公開先について詳しく掲載されています。

要するにパンくずリストにすると、気象庁気象等の知識気象業務の国際協力と世界への貢献環境緊急対応(EER)地区特別気象センター(RSMC)業務及び提供資料IAEAからの要請と当庁が作成した資料一覧

この迷路みたいな掲載の仕方、あんまりじゃないかと。IAEAから要請があったから仕方なく作っただけですって感じ。

しかもわざわざ赤文字で
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これらの計算結果は、IAEAの指定する放出条件に基づいて計算したものであり、いわば仮定に基づくものであって、実際に観測された放射線量等は反映されていません。
当庁の同業務における計算の分解能は100km四方と、避難活動等の判断にとって極めて粗い分解能で行われているものであり、このため、この結果は国内の対策には参考になりません。
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こんな言い訳だったら、一週間先の天気予報だって公開できないんじゃないでしょうか。

放射性物質は成長期の子供に大きく影響します。しかし、いつどこでどんな対応をすればよいのかという情報がなければ、一般庶民にはなすすべもありません。

すでに首都圏では累積放射線量の異常値もでていますし、X線画像全体に黒い点が映り込んでるとのことです。

匂いも色も音もしないで忍び寄ってくる放射性物質は、静かに私たちの身体に堆積していきます。私たちみたいなくたびれた大人はともかく、将来のある子供のために、これからは日常的な天気予報と同じように、

「今日の放射性物質拡散予報」と、お天気お姉さんが解説してくれたらいいのに。

ともあれ、すでにガイガーカウンター(放射能測定器)は全て売り切れてます。

理科系に強い人は自作もできるかもしれません。こちらにあります。

それにしても、つくづく思うのは、震災の前の日々に戻れたらいいな…ってことです。

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