松山櫨(はぜ)復活奮闘日記

失われてしまった松山櫨の景観を復活させようと奮闘していく日々の記録。

今度は雑誌の取材

2009-10-15 23:49:37 | 和ろうそく芯ものがたり
先日、雑誌の取材を受けました。

生協の雑誌「クリム」だそうです。なんと今回は取材記者に加えてカメラマンが来ました。

大きなレフ板を部屋に設置して、正徳さんの作業風景やろうそくに火を灯したりと、かなり本格的な撮影になりました。

私としても感無量。芯巻きを通じて和ろうそくや櫨にまで言及できるわけだし、きれいな写真として後世の記録に残ると思うと、活動してきて良かったなという思いでいっぱいです。

最近は芯巻きをしたいという方もチラホラ現れていて、いずれ芯巻き教室が実現できるかもしれません。そうなると正徳さんの後継者育成にようやく進めます。

ただ芯巻きの場合、問題なのは和蝋燭の需要の問題です。芯巻きをする人が増えても、和ろうそくの需要が伸びなければムダになってしまいます。芯巻きの技術を伝えていくためには、もっともっと和ろうそくの良さを知ってもらうしかないわけです。

櫨の活動をするようになって、どんな事も同時に動かないといけないことに気づきました。芯巻きの後継者育成、和蝋燭の需要の掘り起こし、そのためのパッケージデザイン、販売経路の確保、イベントなどなど。

車輪をいくつも同時に回さないと前に進まないように、活動は多角的な面を同時に動かさないと前に進んでいきません。

「一元化されたコンセプトで戦略的に動かなければならない」

最近、とある人から聞いた言葉です。今までは単純に製品を作って売るだけで精一杯でしたが、今後は新たな展開が必要になってくるのかもしれません。

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