松山櫨(はぜ)復活奮闘日記

失われてしまった松山櫨の景観を復活させようと奮闘していく日々の記録。

秋の乾太郎窯個展

2008-11-21 22:01:43 | 復活奮闘日記
今日は午後から櫨並木の店番だったのですが、ちょうど交代しようとしたら雨が降ってきたので臨時休業。

櫨並木にお店を出すのは初めての経験なので、雨が降ってきたら「ひぇ~~!」と寒さに震えながらブルーシートを結んでいく作業や、商品の出し入れとか、とにかく商売って大変だなぁと思いながら、いろいろと勉強になります。

乾太郎窯の個展に雨宿りして、おしゃべりしながらお茶をいただきました。秋の展示会はわりと落ち着いた色合いの陶器が並べてあります。今回は竹灯りが初登場していました。


これ、竹を側面を彫刻刀で彫っていくのだそうです。薄く薄く彫って、中に灯りを入れると影絵状態になるんです。一つの間違いも許されない繊細な作業で作る芸術品です。写真の図柄はもちろん櫨!やっぱり赤い灯りが似合いますね。


椿と櫨の竹灯りです。

ところで、11/26に行うまち旅博「ぐい呑み作りと古民家レストランの自然食」が近づいてきました。

素人が作るんですから、どういうのができるんだろう?と思って、現在展示されているぐい呑みを見ながら、
「これ、こういうの、私も作れるんですか?」と聞いたら
「うん。作りきるなら作れるよ。」とのお答え。
「簡単ですか?」
「どんなんでも作れるやん。」

ふ~む。自分でも作れそうな気になってきました。(すぐその気になる私です。)陶器の場合は「正解」が一つじゃありません。人間の数と同じだけ、その人ならではの陶器ができるんだと思います。自分が作るぐい呑みは、一体どんなぐい呑みを作るのか?ぐい呑みを作りながら自分探しができるのかもしれません。ま、どうやっても穴が空きそうなぐい呑みになったら修正してくれるそうですから、とりあえず安心して作れそうです。

まだ残席ありますので、ぜひふるってご参加を。

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