松山櫨(はぜ)復活奮闘日記

失われてしまった松山櫨の景観を復活させようと奮闘していく日々の記録。

初日からアレが出てきた

2008-07-01 20:06:24 | 復活奮闘日記
今日は「櫨の灯り展」の初日。
朝はまだ準備ができてなかったんですが、どうせ初日の平日だから
ほとんど人は来ないんじゃないかと思って、あーでもないこーでもないと
午前中はだらだらと飾り付けの続きをやってたら、
やっぱり初日組ってのが少しはいらっしゃいました。

年配の人が集まると、小さい頃にハゼまけした思い出を我がちに話し出します。
私自身はハゼまけのせいで、伐採される運命にあったハゼの木を思うと
あまりいい気はしませんし、
石油化学製品によるかぶれの方がよっぽど深刻だと思うんですが、
話を聞いているうちに、
年輩の人が「ハゼ負けをした。」と話したがるのは、いやな話というよりも
むしろ小さい頃の懐かしさがフラッシュバックするようです。

幼い頃、梅雨の時期にハゼの若木を切って即席竹刀を作ってちゃんばらごっこしたら
見事に真っ赤にまけちゃって…うんぬん。
ハゼは、友達と遊び回って楽しかった記憶と共に、
古き良き時代、大切な思い出の一部分になっているのです。

展示の様子です。


ところで、大問題が出てきました。
初日からアレが出てきたんです。
アレとは…

おそらくネズミです。ネズミが和ろうそくをモロかじった跡です。
横町町家交流館はもともと古い町家ですし、
ろうそくは油脂だから、バターと同じでねずみの好物。
このままだったらネズミの巣窟になる恐れがあります。

「対策を考えんといかん。」と館長。
とりあえず帰りは商品を大きなビニール袋に入れることにしました。
これがパラフィンろうそくだったら、ネズミの心配はしなくていいんでしょうけど。

今日は西日本新聞とラジオさがのスキッピーレポーターから取材を受けました。
小さい記事とかコーナーでも取り扱っていただけるとありがたいなと思います。

↓押してくださると励みになります。

人気blogランキングへ