松山櫨(はぜ)復活奮闘日記

失われてしまった松山櫨の景観を復活させようと奮闘していく日々の記録。

若さを保つ秘訣

2007-03-28 20:15:15 | 復活奮闘日記
樹木は年をとってくると、
先っぽがだんだん太くなってくるばかりで
あまり枝が伸びなくなります。

松山櫨は確かに老木です。
この老いたままの太った枝を使うと、
生まれたばかりなのに、
老人がかかりやすい関節炎になってしまった
クローン羊のドリーちゃんみたく、
老いたクローンになっちゃうようです。
もちろん活着率は落ちて
枯れてしまう可能性が高くなります。

植物は動物と違って、再生が可能です。
枝を剪定することで、
一年でぐぐっと勢いよく若い枝がのびます。
こうした枝が良い接ぎ穂として
使われるそうです。

また例えば梅の木などは、きちんと切っておくと
50cm以上も枝が伸びてきて
その若枝にたくさんの花が咲きます。

なぜ植木屋さんが「剪定する」のか。
もちろん枝が伸びすぎるのを防ぐためですが
木を若々しく保ち、
花をたくさん咲かせるためでもあるのでした。

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