オーネット・コールマンの訃報。彼の音楽から学んだ一番重要なことは、リズムやハーモニー、メロディーといった本来なら他の人との整合性をつけないと成り立たない要素ですら、従来の整合性にとらわれずに音楽にしてく方法を自分で編み出していいのだ・・ということに気付かせてくれたことだと思う。
オーネットのつづき)リズムは伸び縮みしていいし、ハーモニーの整合性も基準は外になるのではなく、自分の身体と記憶の中にあるものを見ろ・・・ってことなのかな。それでも音楽を成り立たせるために必要なものは何か・・・オーネットの音楽はそれを考えさせてくれたんだと思う。
さらにつづき)彼が言っていたハーモロディクス理論は結局よくわからなかったけど、ただ彼の音楽に長い時間向き合い、そしてそれを考えたりやってみたりする中で、自分にとってのハーモロディクスのようなものをつかんていったように思う。
そのまたつづき)自分のやってることがオーネットのはじめたフリージャズと同じフリージャズなのかどうかはわからない。ただ彼が開いたことで生まれた音楽たちと向き合うことで生まれた何かであることは間違いないと思っている。
♪Ornette Coleman - Lonely Woman
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相倉久人さんが「今聴くと『ちょっと変わった音楽だな』という感じだが、当時はそれは衝撃的で」みたいなことを著書の中で書いていたが、今でも充分刺激的。
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ジャック・デリダとの対話で語った、オーネット・コールマンの言葉
「音楽家として知られるようになる前、デパートで働いていたことがあるのですが、ある日、昼休みにギャラリーの前を通りかかると、そこには、とても金持ちそうな白人女性の絵が掛っていました。
人が人生で望み得る事の全てを持っているような女性でしたが、彼女の表情はこの世で最も孤独な人のそれでした。私はそれまでこれほどの孤独感というものを知りませんでした。そこで、家に帰り、「ロンリー・ウーマン」という曲を書いたのです。」
ユリイカ1998年のオーネット・コールマン特集より
キノコホテルが、カルメン・マキの歌唱した楽曲を著作権者の許諾を得てカバーしたら、カルメン・マキ(著作権者ではない)が知らされていないと怒ったというトラブル>カルメン・マキ、キレる。 - Togetterまとめ togetter.com/li/833376
これはあれだね、著作権とか言い出すから話がこじれるんであって、「カルメンさんの曲をカバーさせていただきます!」「おお、そうかい。若いのにあんな売れなかった曲をよく知ってるねえ。頑張っておくれよ」ってな具合に筋を通しとくべきだったんじゃないの話と見るべきであろうー。
ところで勝??さんが参加してた頃のカルメン??キとサラ??ンドラの演奏、演奏者の許可得ずに知らない間に音源化されてたって噂聞いたんだけど、本当かな?本当だとしたら、ソレはありなの?歌手に無許可はダメなんだ?