D9の響き

Guitarを肴につらつらと・・

UKZ Live in 大阪BigCat Jun.10'09

2009-06-11 23:49:07 | alex machacek
UKZ:
Aaron Lippert(vo,g)
Trey Gunn(10-string touch guitar)
Eddie Jobson(kb,e-violin)
Alex Machacek(g)
Marco Minnemann(d)

6/10のUKZ大阪公演、とりあえず行ってきました。
Big CatはHoldsworth先生のライヴ会場としてここ数年定着した感もあり、個人的には結構なじみのハコです。
最近は仕事の関係もあったり(言い訳にすぎません:汗)すっかり足が遠のいていました。
久しぶりの来場になったのですが、今回はテーブル無しで、デラックスながらもパイプ椅子18席×12~13列という愛想のない配列でした。
約200人少々といった収容人員の設定だったようですね。

私は、ほぼ最前列に近い位置で観ることができました。
よくよく考えてみれば、プログレ系のライヴって今回が初めてなんですよね。
特にコアなファンが多いUKの次世代ヴァージョンということもあり、オーディエンスの質はいつもとかなり違うような・・。

定刻から10分少々遅れてライヴは始まりました。
向かって左端がエディ・ジョブソン。
そこから右方向にトレイ・ガン、アーロン・リッパート、マルコ・ミンネマン、そしてアレックス・マクヘイサックという立ち位置でした。
私は若干右よりに陣取ったので、マクヘイサックの様子をばっちり観察することが出来ました。

個人的にはUKもホールズワース先生の参加作しか真剣に聴いていないし、ファミリー的に展開されるバンドの曲などもよく分かっていなかったりします。
結局、予習もせず参戦と相成った訳ですな。
したがってセットリストは省かせて頂きましょう。
・・なんか妙に言い訳がましいなぁ。(笑)

そうは言いつつ(笑)要所でニンマリさせられました。
オープニングは“Night After Night”・・これくらいは知ってますて。
“Alaska”を経て“Time To Kill”・・あの'78年のボストン公演でも先生が撃沈してた曲でしたね。
マクヘイサックはイントロのフレーズをチョーキング無しで無難にこなしていましたが、やっぱあれが正解でしょうね。
途中は、UKの古い曲や新曲など数曲やってたようですが、曲名などは不明。
メンバーさん同士の組み合わせによる濃厚なセッションを挟んでジョブソン・オンステージが展開されてました。
そして、新曲“Radiation”を経て“In The Dead Of Night”で一旦エンディングです。
そのあと、アンコールで“Caesar's Palace Blues”など3曲ほど演ってあっさり終わってしまいました。
・・流れはそんな感じかな。

今回の面子はかなり粒揃いですね。
全然知らなかったドラマーのミンネマンなんて凄過ぎ。
・・Paul Gilbertに激似ですね、ほんまに。(笑)
彼が使用してたのはDWの黒いセットで、両サイドにハイハットを立てて、スネアの上にバスタムを一発重ね、ベードラはシングルながらツインペダルでした。
つまりスイッチ・ハンド仕様ちゅうことになります。
右から左から凄いスピードで回しまくりです・・観てる皆は目が点って感じでしたね。
シンバルもそれぞれ2枚重ねだったようだし、ドラムのボディやスティックまでもパーカッシヴに駆使しながらの熱演でした。
本編の1曲でオベーションを手になんとドラムスティックで弦をヒットさせるという変態的バッキングも披露してました。
変なヤツです・・もちろん良い意味でね。(笑)

昨年見逃したトレイ・ガンもばっちり拝めましたよ。
例のWarrGuitar1本で通してました。
あれってほんとに不思議なテクスチュアを感じさせる楽器ですね。
撫でるように弾いたり、引っかいたり、膝に置いて琴みたいに弾いてみたりと。
弾き方であれだけ表情が変わるってのも実に面白いと感じました。
が、ヤツのルックスがまた変。(笑)
ボンデージのバグパイパーがベース抱えている姿を想像して頂ければ良いかもです。
・・スカート姿ですわ。(寒)
でも妙にスタイリッシュに感じてしまうほどハマってる彼って一体・・。

ヴォーカルのリッパートは途中出番がなく寂しそうでした。
MCもとらせてもらえずひたすら歌に専念してましたが、アンコールのオーラスではホワイトのストラトでコードバッキング演ってましたよ。
かなり抑え気味で歌ってたように感じましたが、ピッチは結構正確だしリズム感も問題ありません。
今後の化け方に注目ってとこでしょうか。

で、私がもっぱら注目してたのが、ギターのマクヘイサックでした。
ソロコーナー冒頭では“マイド!”に場内爆笑。
大方のUKファンには彼が単にホールズワース先生の代役で真似が上手い奴程度に思われているようなところがあって、個人的には非常に残念に思います。
この日は惜しいことに“In The Dead Of Night”のソロは狙いすぎてたのか、責めあぐねて自爆してましたがネ・・フォロー出来ない。(涙)
先生と比べると、ギターの音色だって基本はずっと歪ませていたし、レガートではなくスィープを多様しつつオルタネイト・ピッキングで攻めてるあたり、先生とは対極的といえるんですがね。
ただね、ヴォリューム・コントロールやアーミングに加え、フレージングの端々にやっぱ先生のエッセンスが如実に現れてました。
間近で観ると、フィンガリングが凄く滑らかで大きな手の動きがさほど感じられないくらい効率的な運指でした。
そして、例のE-bow(イーボウ)の使い方もじっくり拝見できました。
今まであの兵器の理屈や生かし方などがいまいち良く分らなかったのですが、あれは使えますね。
要するにピッキングしないで電磁波でボーイングさせる道具ちゅうことなんで、ヴァイオリンなどと近い音色が得られる訳です。
強弱なんかも感覚的に操作できるようですし、私も欲しくなってしまいました。(笑)
ま、彼に関しては来週再度じっくり攻めてみたいと思います。

で、肝心のジョブソン氏ですが、上手いのは分るけどちょっとなぁ、ってのが正直なところです。
MC&コンダクターを精力的にこなしていましたが、多分彼が考えたと思われる今回のステージ構成がなんとも言えず雑然としすぎかも。
個人的には、盛り上がりとかワクワク感があまり感じられ無かったですね。
30年ぶりの来日ということもあってか、往年のファン達は変拍子をもものともせずノリまくりなのも、少々異様に感じました。
再三ステージ前に出てきて、ブルーのとスケルトンの2種類の透明なエレクトリック・ヴァイオリンを駆使し、ギターがなんぼのもんじゃいみたいに弾き倒してました。
視覚的には面白かったですが、Jordan Rudessならあれくらいのことはキーボードだけでサラリと演っちゃいますもんね。
あと10年早ければ・・って、感じたのは私だけかな。

そんなこんなで、ジョブソン氏のみのサイン会はパスして、とっとと帰りました。
・・来週こそ本番ですわ。(笑)


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2 コメント

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先ほど帰ってまいりました (Miyupika)
2009-06-12 01:12:07
>往年のファン達は変拍子をもものともせずノリまくりなのも、少々異様に感じました。

は~い、それはわたしでぇっす!!
In The Dead Of Nightの7拍子もばっちり手拍子♪

>ギターがなんぼのもんじゃいみたいに弾き倒してました。

せっかくすごいギタリストがいるんだから、もう少し音色どうにかすればよかったのにと思いました。
オルガンとピアノだけでガンガン行けばいいのに。

Caesar's Palace Bluesは普通に演奏されましたか?
STBでは、日本のUKトリビュートバンドのキーボーディストと一緒にバイオリン競演しました。
正直言うと、普通に聞きたかったです。

今日で、まだサインをいただいてないカリスマキーボーディストは教授だけになりました。

elmerさんは今日のプログラムよりAlex Machacek Trio の方がじっくり楽しめそうですね。多分色々と歯がゆかったことでしょう。
Miyupika様 (elmar35)
2009-06-13 06:44:37
コメントありがとうございます。
ご無沙汰しております、お元気そうでなによりです。(笑)
STBの方にいかれたのですね。
九段会館は機材トラブルがあったそうです。
>Caesar's Palace Blues・・
メンバーのみでの演奏でしたよ。
>日本のUKトリビュートバンドのキーボーディスト・・
あのお姉ちゃんでしょうか?よくしらないけど。
>多分色々と歯がゆかったことでしょう。
・・仰るとおりでございます。(涙)