カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

生田緑地ばら苑

2018-05-26 | 生田緑地ばら苑
 今年も生田緑地ばら苑に出かけた。10日から開苑していたのだが、連日晴天や強風の日が続き撮影に不向きな天候だったので延び延びになっていた。出かけた日も朝の内こそ薄い雲があったのだが着いた頃には晴天になってしまった。
 花をクローズアップで撮るには難しい光だし、開花がかなり進んでいてよい花が少なかったので引いて撮ることにした。
 
 
 つるバラの「ドルトムント」。ドルトムントと言えば香川真司。Wカップ代表候補に入っているが、ロシアに行くことになるのだろうか?そして輝くことができるのか?
 
 こちらもつるバラでドイツの品種「ヴァイエンシュテファン」。陰になっていてコントラストが弱かったのでクローズアップで撮った。
 
 空を見て何か話している人がいたので、見上げると日暈が出ていた。望遠系のレンズしかなかったので一部のみを撮影。実際は太陽を中心に円くなっています。
 

 昨夜は久しぶりにアルゲリッチのピアノによるベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番を聞いたが、第2楽章をこんなに遅く弾いていたのかと思った。そこで他のピアニストの演奏はどうかと思って持っているCDを当たったところ、ベートーヴェンのピアノ協奏曲は好きなので5人のピアニストによるものがあった。録音の古い順に挙げるとバックハウス、グルダ、ミケランジェリ、アルゲリッチ(私が持っているのはシノーポリ指揮のもの)、そしてツィマーマンである。バックハウス盤はレコードの時代によく聴いたもので1958年録音だから、私はまだ小学校に上がったばかりの頃だ。
 面白いことに第3楽章はどのピアニストも演奏時間に大きな違いはなく、他の二つの楽章に大きな違いがある。バックハウスはこの中で両楽章とも最も演奏時間が短い。逆に全体的に遅いのはツィマーマン盤で、これはこのCDをこれまで聴いた印象から予想していたが予想通りだった。私にとってベートーヴェンのピアノ協奏曲演奏のスタンダードになっているグルダの演奏は中庸をゆくものだった。第2楽章では遅めのテンポで演奏していたアルゲリッチも第1楽章はバックハウスに次いで演奏時間が短いというのも面白い。またミケランジェリは第1楽章だけが5人の中で最も演奏時間が長いが、これはもしかしたらカデンツァが長いのだろうか。今度聴いて確かめてみたい。この5人のうちミケランジェリまではすでにこの世にいないが、こうしてCDで聴けることは録音技術があることの素晴らしさを改めて思う。
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