カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

ショウリョウバッタ

2024-08-22 | 昆虫
 一昨日の朝は最低気温が25℃を下回り、久しぶりに熱帯夜から解放された。何週間ぶりのことだったろうか。そこでなんとか出かける気になり多摩川台公園へ。しかし、8時過ぎには晴れてきて少し歩くと汗が噴き出るような蒸し暑さが襲ってきた。これといって撮るものもなく大きなエノキの上に広がる青空を撮って早々に引き上げた。


 自宅に戻ると玄関前にショウリョウバッタがいたので撮影したが、カメラを出している間に背中を向けてしまった。ショウリョウバッタは先日の三の丸尚蔵館で見た伊藤若冲の絵に描かれていたが、実物と対面することになった。

 
 このところ、NHKのネット配信でオリンピックの馬術や自転車ロードレースを見ている。どちらも日本では人気がないのでほとんどTVでは放映されなかった。馬術の方はご承知のとおり日本チームが79年ぶりにメダルを獲得したのでニュースになった。
 ネット配信では様々な馬術競技が配信されているが、クロスカントリーという競技があったので、どんな競技かと思い見てみると囲われた馬場ではなく広い自然の中に設けられた障害を飛び越えてゆく競技だった。これまで馬事公苑で馬場の中で行われる障害の競技は何度も見ているが、こちらはヴェルサイユ宮殿の庭園が舞台になっており、水を張った池の中にも障害が設けられ水しぶきを上げながら障害を飛び越えていったり、急な斜面を登った先にも障害があったりと、よりダイナミックなもので見応えがあるものだった。障害と障害の間隔も広くとられている所もあり、走行距離も馬場で行われる障害馬術とは比べ物にならないので、タフネスも求められる。日本の選手の演技も見たが、2人の内1人は、一つの障害の落下もなく完璧な演技で見事なものだった。

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