カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

たばこと塩の博物館

2013-08-02 | 美術
 7月30日に渋谷のたばこと塩の博物館に行ってきた。まもなく墨田区に移転すると知り、遠くに行ってしまう前に見ておこうという次第。
 入口近くにあったパイプを咥えた男の彫像。


 特別展は4階ということでまずは4階に上がった。もっとも今回の特別展は通常展示の拡大版といった趣きで、初めての見学となる私にはかえって好都合だった。
 昔のマッチのラベルがたくさん展示されていたが、こちらは象が描かれたラベルを集めたもの。なかなか凝ったデザインで楽しめる。


 煙草を吸っている場面が描かれた絵も展示されていた。
 煙管を咥えたミミズクがユーモラス。

 鈴木春信の浮世絵。なよっとした女性像は竹久夢二に通じている感じがする。

 獅子舞が描かれた巻物。

 見事な蒔絵の煙草盆。


 こちらは一般展示のものでなんと重さが1トン以上もある岩塩。高さは1メートル以上。白だけでなく様々な色の岩塩があった。この他、煙管、パイプなどの喫煙具なども多数展示されていた。


 1階には体重計のようなものに乗ると自分の体内の塩の重さがわかる計量器があったので、計ってみると171グラムとでた。一日に摂取する塩分は10グラム程のようだからその17倍の塩分が体内にあるということになる。水分量も表示されて34㎏と体重の約6割は水分なのだった。

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