Little Tree

日々のいとなみのなかで感じた子どものこと、季節の移ろいやこころに映る風景

「I ちゃん、あそぼ~!」・・・

2008-03-29 12:14:44 | お気に入り
昨日一日、超マイペースで過ごして
おかげさまで、今朝はkirikouの顔色も良くなって、すっかり元気になりました。

先ほど、ようやく自分からお友だちに電話をして、遊ぶことになって
一緒に近くにあるコミュニティハウスに出かけていきました。



お話は、昨日の夕方に戻りますが…

テレビを観たり、パソコンをして遊べるくらいにkirikouも回復しましたので

「お母さん、チョッと出かけてきても大丈夫~?」と聞いてみると
始めは…シブシブのようでしたが

「図書館で本を返して、買い物をするだけだから…」ということで
大急ぎで、出かけることにしました。


途中にある古い大きな桜は、まさに満開で
枝先にいくつも並んだピンク色のまぁるいお花のぼんぼりが、
楽しげに揺れていました。


いつもの見慣れた街並みも、桜の季節はことのほか華やいで見えますね~!

電車から眺めても…ふと遠くに目をやると、こちらにもあそこにも…
薄桃色の花ざかり…どうにも、心が浮き立って仕方のない私です。

夕方になって、時おりポツンポツンと雨も落ちてきて
急に湿った風がつよく吹いてきました。

ついつい、花の命の短さに思いを巡らせてしまうのは…
またまた心配性のせいですね…


さて、朝の連続テレビ小説「ちりとてちん」も、今日で最終回でしたね~!!

毎日続けて観ることは、なかなかできませんでしたが

あの草若師匠の語る落語「愛宕山」の心地の良い流れにのって…

遠山に霞みがたなびぃてレンゲ・タンポポの花盛り。麦が青々と伸びた中
を菜種の花が彩っていよぉといぅ本陽気。その中をやかましゅ~言ぅてやっ
て来る、その道中の陽ぉ気なこと……♪

ドラマのお話にも、引き込まれるようにして
個性豊かな登場人物の『陽気な道中』を楽しませていただきました。

ヒロインの成長を一緒に見守るオヤゴコロ…のなせるワザでしょうか~?

その後のBSのアニメでは、「もも子  かえるの歌がきこえるよ。」を観ました。

養護学校の先生をなさっている星あかりさんのお書きになった
児童書「もも子・ぼくの妹」(大日本図書)が原作とのこと。

実際に子どもたちを間近で観ているからこそ伝えられる…
暖かくって細やかな視線が感じられました。

(途中からは、ようやく起きてきたkirikouと一緒に観ました。)


それから…

「遊ぶ約束をしていた」というI君に「早く電話をしたら…」と私が何度も声をかけても
(教育テレビの「マーニーと魔法の書」という海外ドラマが気になるらしく)

グズグズとして、どうもハッキリしないkirikouでしたが

やっと「Iクン…今、遊べる~~?一緒にあそぼ~~!」と
少し間延びした…いつものしゃべり方で誘うことができました。

先日、Iクンと一緒に撮った記念写真を
色画用紙に貼って、コメントを書くつもりでしたが、まだ完成していません。

お引越しの日も、だんだんに近づいてきて…

なんとなく、気持の落ち着かないkirikouかもしれませんね。


春は、新しい世界へはばたく季節…

朝のドラマも模様替えをして、見慣れたアナウンサーの方々も移動や転勤のようですね。

実は、我が家の(kirikouいわく)大黒柱も、移動のようです。

まぁ…ノンキなサラリーマンの妻としては、
元気に働いてサラリーを届けてくれるのが、何よりも一番ありがたいというもので


「どこへ行っても一生けんめいお仕事をしていただける」ように、しなくっちゃ…

と、日頃の反省をこめてつくづく思いました。

(ウチの家族のカタチはカナリの変り種かもしれませんが
それぞれのおうちの家族の姿や役割分担も、きっとユニークでオモシロそうですね。)


ところで…頑張ってくれているお父さんのことを想いつつ

(どうも、私には…一般の方とは違うところが)
オモシロくって仕方のない本のことをお話します。

(内容を要約したりするのは苦手なので、あくまで私にとってのオモシロさが伝わると良いのですけれど)

著者は、霊長類社会生態学・人類進化論を研究なさっている山極寿一氏

最初に読んだのが「オトコの進化論」で、その後「暴力はどこからきたか」を読みました。

お猿さんと一口でいっても、どうもたくさんの種類があって

その住んでいる地域や食べている物も違えば、
集団や群れの形態やペアの様相もほんとうに様々なようです。

それらを、把握しながら読むことは一般人としては至難の業ですが
それらを置いておいても、有り余る興味深いお話が満載でした。

私にとっては、「家族」「子育て」「社会や集団の成り立ちやそのルール」や
「コミュニケーションがどのようにしてできてきたのか?」ということが

とても気になりますので、それらの大元と言いましょうか

人間の祖先が、猿や類人猿(も猿の仲間と言うべき?)と

どんな共通点を持っているのか?

どんな風にして、今持っている性質や形態を進化させてきたのか?

その動物の行動の示す意味についても、大いに興味を覚えます。


モチロン、直接的に人間の行動の考察に結びつけることは、ムズカシイこととは想います。

ただ、ヒトも動物の一種としての様々な性質を持っているように思われますし

単純に動物やヒトの行動を観ることの奥深さとオモシロさからも
興味深い視点が導き出されるように感じました。

そういえば…一昨日でしたか、偶然にサイエンスチャンネルで放送している

『偉人たちの夢 』

(以下引用:科学や技術の分野で偉大な発明や発見をしてきた人たち。
未知の未来を夢見て研究を続けた、偉人たちの生涯を紹介します。 引用ここまで )
という番組で

マウンテンゴリラの研究に生涯を捧げた
女性動物学者「ダイアン・フォッシー」を取上げていました。

その中で、山極さんのコメントもありました。

女性の研究者ならでは、の視点もとても大切に思いました。

その細やかさを生かすことの大切さと、
さらには、できれば視野が狭くならないようにすることの重要性を教えてくれたと想います。

(ついつい、母親って自分の子どものことだけに注目しがちですが…
「自分の子はモチロン、ほかの子もカワイイ…」って、思えると良いのでしょうか…)

(ところで、サイエンスチャンネルのサイトでは動画で番組を観ることができます!

kirikouに「ダーウィン展に一緒に行かない?」って誘ったら、
むべなく(?)断られてしまいましたので
またいずれ…にするとして、まずはコチラで予習でもいたしましょうか?)


どうもお話が、アチコチに彷徨いだしましたが…


我が家のkirikouは、いまだに何かあると私の背中におんぶしてきたり…
時には、わけもわからない「攻撃モード」になったり…

まるでサルの親子のようにじゃれあったり…ということがあります。

たまたま聞いたところ、お友だちからも
その仕草や様子から「サルみたいだ~」と言われることもしばしばらしく

そういえば…

「知りたがり屋で、イタズラ好きな…」

小さい頃によく読んであげた「ひとまねこざる」(アニメの「おさるのジョージ」)
にソックリ…かもしれません。


ヒトおよび人間の示す特徴や性質たるや「暴力」に限らず…

「遊びを介したコミュニケーション」や

「喜び」や「悲しさ」「寂しさ」「不安」「怒り」などの様々な「感情」表現や

そもそも「言葉」と言うものが生まれた経緯やその過程など…

もう挙げたらキリがありませんネ~!


毎日顔を合わせている家族でさえ…

お互いにわかっていると言えることなど、どれほどあるのでしょうか?


まぁまぁ…解らなくっても…違っていても…

だからこそ…「ア~ダコ~ダと言う甲斐もある」ものかもしれませんね~!!


kirikouが帰ってきましたので、今日のつぶやきはこのくらいにいたします。


我が家も、今日の午後にはお花見に出かけたいと想っております。


皆様も、良い週末をお過ごしくださいね~~!!


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