Little Tree

日々のいとなみのなかで感じた子どものこと、季節の移ろいやこころに映る風景

色とりどり・・・

2008-08-10 12:22:00 | 地域の暮し
今朝は曇り空。気温も、やや低めなのでしょうか?

夫は出かけておりますので、私とkirikouの二人でノンビリと(?)過ごしています。


昨日は、結局私一人で『先生のための「地球教室」環境教育フォーラム』に出かけてkirikouは、お留守番をしました。

(自分で決めて、自分で塾の先生に電話して…それも、良しとしましょうか?)


お昼を用意してから、家を出て
開始時間ピッタリに会場に着きましたが、ほぼ満席の様子で
一番前の右側の席にかろうじて座ることができました。


安藤忠夫氏は…ちょうど目の前で、その横顔を拝見しながらお話を伺いましたが

時に、キツイジョーク(?)を交えながらも
率直なお気持やご意見を、楽しくお話してくださいました。

東京のオリンピック招致に関わっておいでとのこと。

また、日本の各地で建築物を建てる際に
必ず緑を植える活動をなさっていらっしゃるそうです。

以前、私もお話を伺ったことのある宮脇先生
(どんぐりを拾って,苗を育てて植えることを始めた方)のこともお話にありました。

東京湾に「海の森をつくろう」というプロジェクトを立ち上げて
皆さんのご協力を呼びかけていらっしゃるそうです。


(そういえば…横浜市でも、開港150年を記念して
「たねまるくん」というキャラクターが登場していたと思います。

きっかけは様々にしても、少しでも皆様の関心が広がって
緑の木々が増えることは、ほんとうにうれしいかぎりですね。)


休憩時間に、フロアで書籍の販売や写真パネルの展示や
例の「My Earth]というトレーディングカードの販売などがありました。

学生さんに「子どもたちの反応はいかがですか?」と伺ったところ
とても熱心に取り組んでいるとのこと。

(出がけにkirikouに、そのカードのことを話したところ

彼曰く「ほかの友だちも、持っているならやってもいいけど…」とのこと。

「たしかに、言いえて妙」と納得して
「じゃぁ…どんなものか、観てくるね」ということになりました。)


そして、エコ関連の書籍を集めているらしい販売コーナーで見つけて購入したのが…

またまた、福岡伸一さんの「ロハスの思考」デス!!

(帰りがけと家に帰ってから、一気に読んでしまいましたが)

「生物と無生物のあいだ」の一歩手前の時期に出版されているようで
ソトコトという雑誌に掲載されていたもののようです。

(この雑誌のことも、私は今回初めて知りました。)


科学者という職業の方が、いろいろなご発言をする際のある種の窮屈さみたいなものを
このところ、私もシロウトながら感じることがありましたので

「なるほどなぁ…」なんて、ヘンなところに感心しながら…
とても、興味深く読ませていただきました。

そして、もう一度「生物と…」を読み返したりして

ふと気づいたことに

「あれ?アオスジアゲハのアノ色は…一体何色っていうのかしら?」ということで

ここでひとつ訂正をいたしますが…

福岡先生のあとがきの中では「ミントブルー」となっていますし

私が最初に書いていた「コバルトブルー」というのは、
真っ青な空のような水色でしたので

私が観た瞬間には「ちょっと緑がかった、キレイな水色」に見えましたから
先日の記事の表現を書き直しました。

ご覧になったことのある方には、お分かりいただけるかと思いますが

…それが私の大好きな色なんです。


ということで、お話が大きくそれてしまって…スミマセン!


第2部は、朝日新聞の地球環境プロジェクトで製作した

「地球教室」という教材の監修に携わった
藤倉まなみ先生のお話を伺いました。

(教材の学校への配布は、すでに終了しているようですが
資料にいただいた6冊は、早速kirikouに見せました。


 01 未来につなぐ地球【持続可能性】
 02 地球の温暖化をふせぐために【温暖化対策】
 03 ゴミを出さないくらしの工夫【循環型社会】
 04 自然とともに生きる【生物多様性】
 05 地球にやさしい未来のくらし【低炭素社会】
 06 発見!エコアクション!


「外来種が入ってきて、絶滅してしまう植物ってあるの?」と聞いてきたり
食物連鎖の図に、妙な関心を持ったようです。)


「環境教育」「新しい技術開発と経済的動機」「持続可能な社会の仕組み」等の
キーワードを挙げていらっしゃいました。

(先生方の参加も多いとのことで

環境について、さらにいわゆる「環境問題について」
「子どもたちに、いかに伝えるか?」

そのオトナ側の考え方や態度も、重要になるのかなぁ?と思いましたし

あるひとつの見解にのみ偏ってしまうのも、どんなものだろうかと感じました。)

第3部は、「地球環境と企業の社会的貢献」というテーマの
パネルディスカッションがありました。

企業の社会的貢献=(このところよく耳にする)CSR(Corporate Social Responsibility)ということについて

具体的な事例をご紹介いただいて、そのアウトラインがなんとなく見えてきました。

さらにコメンテーターの小正和彦氏は、横浜市で民間から小学校長になった方でした。

学校現場の事情も見えている方の「企業とのつながり」についてのご意見は
とても、興味深く感じました。

「学校・家庭・地域だけでなく、積極的に社会=企業活動も加わって

多種多様な社会的リソースを活用しつつ、
広い視野で子どもたちの育成をしていきたい」とのコメントが印象的でした。

また企業サイドにとっても、社外的のみならず
人材の育成や世代間の交流などの社内でのメリットもあるとのこと。

利潤の追求という経済性の面だけを重視するのではなく

教育や環境問題などへのアプローチをしていくことで、
大きな視野から見ると「企業全体の活性化につながっている」ということでしょうか?

(第4部は遅くなるので、残念でしたが伺わずに失礼いたしました。)


広い視野にたって物事を考えたり観ていきながら、身近な生活をする実感を生かしていくこと…

一人ひとりの方々の考え方や感じ方を大切にしながら、いろいろな方々との交流を通じて
日々の暮らしを、少しでも安心して過ごせますように!!


課題や問題は、とても複雑に絡み合っているかもしれませんが

いろいろな方々が、様々な分野で真剣に取り組んでいくことで
きっと、その解決の糸口を見つけることができますように!!


kirikouたちが、宇宙船地球号の一員として自ら考えて

明るい地球の未来を作り出していけますように!!


私たちも、自信をもってそれらをバトンタッチできますように!!



皆様も、お気持もさわやかな、お健やかな佳き一日をお過ごしくださいネ!!


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