Little Tree

日々のいとなみのなかで感じた子どものこと、季節の移ろいやこころに映る風景

「心を ことばにのせて」

2006-03-05 15:19:37 | Weblog
これは、ST(言語治療士)の中川信子さんのご本のタイトルです。

副題に、“子どもとのいい関係とことばの育ち”とあります。

まだ直接、お話を伺ったことはありませんが
読みながら、涙が止まりませんでした。

子どもの言葉について、なにがどうとかということだけではなく
子どもと、いかに向き合い、こどもを見守る大人としての
目を開かせてくださったように思います。

子どもにむける“温かいまなざし”の大切さを
私に教えてくださったのは、精神科医の佐々木正美先生です。

幸いなことに、この3年ほど、子育て協会の子育て談話室で
先生のお話を何度も伺うことができましたので
先生の優しいお人柄と、先生ご自身の子どもや人間を見守るまなざしの
温かさにふれて、ほんとうに多くのことを学ばせていただきました。

けれど、いろいろなお言葉にふれ、頭では、わかったつもりでいても
実際の子どもとの関係に気づくには、やはり時間がかかります・・・

それも、これでできた、これでおしまいと、いえるものではなく
日々の暮らしの中で、いつも心に留めながら
心の変化にも気づきつつ、心していくものなのでしょう・・・

子どもも自分自身も
こんなに不思議で、とても素敵な“こころ”との
のびやかな“かかわりの大切さ”を意識したところから

私の“はじめの一歩”が、スタートしたと思っています。

お二人の先生のお言葉に、共通しているのは

『人と人との関係の中で、ひと(=ことば)は育つ』でしょうか・・・?

私は、このブログを始めたばかりですが
皆様から励ましのお言葉をいただいて、とてもうれしく
本当に感謝しております。

つたない表現に我ながらもどかしさを感じつつも
心に浮かぶ何がしかの想いが、ことばとなって届きますことを
つよく心に留めてまいります・・・



外を歩いておりますと
春の訪れを感じさせる日ざしの明るさとあたたかさが
あふれています。

こちらでは道沿いのお庭の白梅が
やさしく咲きそろっていますよ・・・

 



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