Little Tree

日々のいとなみのなかで感じた子どものこと、季節の移ろいやこころに映る風景

『モンゴルの草原』を思い描いて…

2009-10-23 12:07:49 | 地域の暮し
変則的な登校時間に少々ばつの悪そうな表情で、kirikouが階段を上っていきました。

同級生の男の子が階段の上のほうから、冗談交じりに
からかい(?)の言葉を投げてきましたが
振り返りもしない後ろ姿の彼の表情は、コチラからは見えません。


(いつの間にか…私よりもずっと、打たれ強くなったのでしょうか?

それとも、内心では、とてもカナシイ気持ちを抱えていたのでしょうか?

自分の中に持っている大切なモノを見失わないで…

これから先、色々なことがあったとしても、あなたらしく歩いていって下さいね…)


サテ…気を取り直して、記憶のページをめくって宿題の準備に取り掛かりましょう!

先週の土曜日に「生涯学習コーディネーター養成講座」の一環で『モンゴルの午後』の
活動見学として、色々なお話を伺いました。


平成14年度の「コーディネーター養成講座」の修了生の有志の方々が

講師の笹井宏益先生との事後講習会として
偶然に「モンゴルの午後」というテーマのお話を伺ったことが

現在の活動のきっかけになたったとのこと。

会の目的は、モンゴルの魅力を探求し、市民交流を通じて
心にゆとりのある生活の実現を目指して、
日モ両国の相互理解を深め、親睦を図る。

きっかけとなった、笹井先生には顧問として活動の指導、アドバイスを
頂いているそうです。

参加者は、10名程度で、緩やかな集まりで
「興味のあることについての学びを深めていく」仲間としての活動が続いているとのこと。

主な活動としては 

①モンゴル訪問:ツアー旅行では行けないような、草原や砂漠地帯の訪問も含めて

        計5回の現地交流や日モ交流センター訪問など行っている。

        一回目は、厳寒期のウランバートルを訪れたそうで

        どこまでも続く草原をジープで移動したり、ゲルで過ごしたり
        モンゴルならではの食文化も体験していらっしゃるそうです。

        お写真や画家の方のスケッチなどを観せて頂きました。

② 日本にいるときも、「モンゴル」と聴くと、つい気にかかってしまい

  モンゴル料理を食べに行ったり、様々なイベントなどに参加して
  「文化・歴史・生活」についての情報を得たり、学習を深めているそうです。

 そのつながりで、「馬頭琴」や「ホーミー」の演奏をする方と知り合いになったとのこと。

③ 2005~2008年まで『横浜国際フェスタ」に参加して

 「モンゴル文化の紹介やモンゴルグッズの展示販売」の
  ブースの出展やセミナー開催を行った。

④ 2009年は、「磯子国際交流フェスティバル」に参加。

後半は、奥様が会の活動を始められて

途中から活動に参加なさったというご主人から、パワーポイントを使って

「私たちの出会ったモンゴル」の模様を伺いながら、現在のモンゴルの様子や

「モンゴルの午後」の活動を通して、どのようにモンゴルと関わっていこうと
想っていらっしゃるかなどを伺ったり、参加者からのご質問にお答えいただきました。

日本で留学生の支援をしている方とお知り合いになったりして

ウランバートルなどの都市化による「マンホールチルドレン」の問題など

それまでの「遊牧を中心とした生活」であれば、ある程度生活はできるが

近代的な生活様式に移行する中で、やはり産業や経済的な課題も多いとのこと。

私たち市民レベルでできること、また「支援する」ことの意味や

国境を接して、歴史的な経緯のある国同士、ヒトとヒトとが付き合っていくことなど

お話を伺いながら、色々なことを考えさせられました。


私も行ってみたい国が、いくつかありますけれど…

もしも可能でしたら…あの広々とした乾いた大地に立って

馬頭琴の音色やホーミーの不思議な響きを、身体全体で聴いてみたいです!


食事の方は…(基本的には好き嫌いはあまりないんですが)

ちょっと自信がありませんので

ぜひ、日本で「モンゴルの午後」の皆さまのおススメのお店がありましたら
挑戦してみたいなぁ!と想いました。


今度、国際交流フェスタなどに、ぜひ遊びに伺いたいと想います!


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