Little Tree

日々のいとなみのなかで感じた子どものこと、季節の移ろいやこころに映る風景

『一歩ずつ 一歩ずつ』

2006-04-11 11:06:08 | Weblog
昨日は、“ありんこの会”の4月の定例会でした。

5月の総会に向けての準備を、旧役員の方が中心に進めていく中
私たち新役員にとっては、ほとんど見えないお話が
宙をとびかっている状態でした。

会場の取り方、鍵当番のことなど引継ぎについて少しずつ伺いながら
様子が分かっていけるといいですね。

さて、去年“ライトクラップ”のIDOBATAでご一緒した方が
同じ書記校にいらして、お声をかけていただいて気づきました。

在籍校以外にも、お知り合いがいると思うと、とてもほっといたしました。

20日から始まる入級式に向けて
在籍校でのいろいろな具体的なお仕事が始まります。

在籍校の親の会と
小学校を卒業または通級を退級した子どもの保護者の会もあり
先輩のお母さん方からいろいろなお話も伺えます。

役員同士の連絡や、日程調整など忙しくなってきました。


ということで表向きは、私も元気に動き始めましたが
日々のことは、まだまだボチボチ・・・
いえいえ、相変わらずバタバタしています。


昨日は、おばあちゃんが夕方からお出かけで、ヘルパーさんと交代に留守番に行きました。
kirikouも、TVを見ながら家で、ひとりでお留守番してくれました。

近頃は、お留守番や近くまでの買い物は、ひとりで行けるようになりました。

それは、ある意味大きな進歩かもしれません。

先輩のお母さんから、「6年生までに一人で一日家にいても
せめて、食べたり身の回りのことに困らないようにできるといい」
というお話を聞いて、なるほどと思いました。

ただ・・・ できていないことも多々あるので・・・



『一歩ずつ 一歩ずつ』と自分に言い聞かせていきましょう・・・



そうなんです!

今朝は見たいアニメがあるので、6時半に目覚ましで起きたのに
また7時に寝てしまい、7時45分に何とか起きて(起こして)

kirikou は、あ~だこ~だ大きな声で、文句を言いながら支度をして
私も、極力トーンを抑える努力をしつつ(でも、口調は???)
時刻を伝えて、みんなを待たせていることはきちんと伝えました。

家の前で集合している登校班の皆に、「先に行ってもらえば」と言うと
それは気に入らないらしく
ちゃんと班登校で行かなくてはいけないという思いがあるのかもしれません。

なんだかんだして、みんなに6~7分待ってもらって
何とか一緒に登校して行きました。

後から、見に行きましたので
kirikou が、みんなに何と声をかけたのかは分かりませんが
こちらを振り向きもせず、階段を上がっていきました。


少しずつだんだんと成長しつつも
持って生まれた特徴を、変えていくのはなかなか難しいのでしょうか?

変えることなく、そのままを認めていくことが大切なのでしょうか?

それとも、何か手立てはあるのでしょうか?



入学して3年目で、状況は、ほとんど変わっていないけれど

そのときに、しなくてはいけないことは、本人も自覚できています。

やるための、スイッチ(と私は言ってます)が入れば、慣れたことであれば
作業にかかる時間、手順、やり方で困ることは、あまりないと思います。

自分の困り感の表現が、未熟でしょうか?
(できれば、怒ったような言い方をしないようにする)

待っている人の状況に、意識を向けることができるでしょうか?
(「お先にどうぞ」と「遅れてすみません」と言えるようにする)

いろいろ考えすぎると、ドツボにはまりますので

いまは、冷静に観察しながら、もちろん、気持ちはあたたかく

kirikou にとっての必要なこと(Needs)と彼自身のやりたいこと(Wants)

それに対して母親としての私にできることを、見極めながら



やっぱり、ここは   『一歩ずつ 一歩ずつ』   ですね・・・



子どもも、私も それぞれに、こんな風にしかできなくて・・・


こんな自分を、いまは認めてあげようと思っています・・・





(ここでお話しているのは、あくまでkirikou と、私の課題についてです。
心に浮かぶことを正直に書こうと思っているので
いまの私には、まだいろいろな方のお気持ちに添うことができるかどうかも
分かりませんし、自信はありません。
何か、皆さまにとって、良きにつけ、悪しきにつけ気になることがあれば
それくらいが、私の分に相応しいかと思っております。
これを読んで、不愉快な思いをなさる方がいらしたら
ほんとうにゴメンナサイ。)



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5 コメント

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私は、大丈夫です・・・ (風待人)
2006-04-13 20:42:00
ashiyu さま



いらしてくださって、ありがとうございます。



ashiyu さまのおっしゃったことが原因では、ありませんので

大丈夫ですよ~



永年の私の生き方の、見直しを今迫られているに過ぎないと思っています。



ある方から、硬いよろいを着けているような

自分をさらけ出していない・・・様な気がするとお話されました。



まさにそのとおりだと思います。



そんな風にしかできずに、おそらく意識しないままに

この20年以上を生きてきたのかもしれません。



最近、いろいろなことで、心に風穴が開きつつあって

このことは、きっと整理しなくてはいけない・・・



今、かたずけることで、次のステップへいけるような課題だと思っています。



ashiyu さま と出会ったことは、そのきっけけだと思います。



その意味でも、本当に感謝しています。



きっと私も、もう大丈夫だと思います。



ashiyu さま も少しずつお元気になられたようで

ほんとうに良かったですね!

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ごめんね (ashiyu)
2006-04-13 20:27:18
この間のわたしのところに来てくださったときのわたしの反応が、あなたを不安にさせてしまっているのだと思います。

本当にごめんなさい。



わたしも自分のブログでは自分の気持ちを正直に書いています。

それでいいと思います。



人に寄り添うことというのは、その人を前にしてできることなのかもしれません。

ブログの中でもできる方はいらっしゃると思いますが、少数だと。。。

だから、気になさらないで、ご自身のブログでは素の風待人さんでいてください。
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そのままの自分 (風待人)
2006-04-12 17:53:00
ぴーまん さま



そのままの自分をさらけ出すことは、とても怖いんだと思います。



いろいろあって、きっと壁をつくり、防御をしてきたのでしょうか・・・



そんな自分が、少しずつでも変わっていくことがあるとすれば

子どもにも、それを伝えていこうと思います。



オニオン さま



「周囲のことも知ってもらう」「折り合えること」は



たしかに、どちらも苦手な部分かもしれませんが



安定した環境の中で、彼にわかりやすい形で

何度も繰り返して、伝えることをしながら



その長いプロセスを、支援する側が待ち続けることができれば・・・

という希望は、持っていきたいです。



いかに、その支援の輪を広げていけるか、をこれから考えていこうと思います。



ほんとうに、ありがとうございます!

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Unknown (オニオン)
2006-04-11 22:29:47
持って生まれた特徴を、変えるというよりも、周囲のことも知ってもらう・・・という考え方のほうが、お互いに楽かもしれません。

知ったからといって、変えられるとは限りませんが、お互いになんとなく納得することはできますし、そこから折り合える場所を探すこともできます。折り合いがつけられないのが特徴の方もありますが、お互いに歩み寄る点を探っていくことでなら、折り合えることが出来る方もあります。



「こう言いなさい」「乱暴な言い方はしないで」ではなく、「こう言ってみたら?」で解ってくれるお子さんもいます。もちろんそうでない方も・・・。

動機付けの難しい子ども達ですが、出来ないということでもありません。ただ、きっかけが少し周りと違っているだけ・・・。自分ではその動機を探すことが出来ない方も多いので、周囲の人たちがそれを探して提案していく・・・そううお手伝いをしてくださる方が、皆さんの周りにいらっしゃると良いですね。
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Unknown (ぴーまん)
2006-04-11 15:17:32
書けて良かったですね^^!

皆さんの気持ちに沿う必要は無い!と言ったら、表現が悪いのかな???

風待人様のお部屋なのだから、ここで、他者を気にする必要は無いと思いますよ~^^!

あっちにも、コメントしておきましたよっ^^!
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