Ellinorのふらふら日記

やっと本格始動?「Phantasy Star Universe」の話題中心にお届けして…いないな。

Windows 7 への移行&Vista & XPへのダウングレード

2009年06月15日 11時35分19秒 | 雑談
下の方の記事にもありますが、PCをリプレースしようとしている矢先、
Windows 7へのアップグレード権付きのVistaが近日中にOEM版・DSP版に
登場しそうだ(あくまで、うわさですが)ということで、
XP/Vistaから7への移行、および、トラブルの際の7からのVista/XPへの
ダウングレードについて忘れないうちにまとめておきます。
以下のサイトを参考にしました。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0902/16/news030.html

http://japanese.engadget.com/2009/02/03/windows-7-6/

Window 7のエディションは、以下のの6つとなっていて、それぞれが
Vistaのエディションと以下のとおりにリンクするんじゃないかと思われます。
・Starter(一部機能制限あり、OEM向け)= 該当なし
・Home Basic(新興市場向け)= Home Basic ?
・Home Premium(個人向け)= Home Premium
・Professional(中小企業向け)= Business + Home Premium ?
・Ultimate(個人向け最上位)= Ultimate
・Enterprise(Software Assurance専用、大企業向け)= Enterprise ?

Windows 7 のEnterprise は、個人向けのUltimateと同等のエディションとして
扱われるみたいで、機能はほぼ同じだそうです。
VistaのUltimateは、Enterpriseも包含する形だったと思うので
そういう意味では、最上位エディションの扱いが少し変わったのかなという印象です。

7 のHome Basicは、VistaのHome Basicとは少し毛色が違うようで、新興市場向けにターゲットされているようです。なので、日本での発売はないのかな?と思います。

個人として使用するのは、Home Premiumか、Professional になると思われますが、
ProfessionalにはHome Premiumの全機能+セキュリティ機能強化がされているようです。XPのHome Edition とProfessionalの関係と同じなのかもしれません。ここは詳細を確認すべきポイントだと思います。

Ultimateは全部入りと言うことですが、後述するダウングレード権等でちょっと心が動きますが、機能的には必要ないので、もてあましてしまうかな、と考えています。Bitlockerとかはさすがに使わないだろうし…。
Enterpriseは、Select契約等のボリュームライセンスのSoftware Assurance(SA)のみで取得可能な企業向けライセンスなので、個人では、Openライセンスとかを購入しない限りはお目にかかることもないでしょう。

しかし、相変わらずMSはSA好きね。ちょっと脱線します。
私はこのSAという制度は、MSに対するお布施みたいで好きじゃないです。昔はMSもボリュームライセンスでアップグレードライセンスを販売しており、これを購入すればいつでもアップグレードできたのに、いつの頃からか、アップグレードライセンスに代わり、SAと言うものを販売するようになりました。
このSAというのは、(他にも色々と特典をつけてはいますが)アップグレード保険みたいなもので、ライセンスとSAをセットで購入することで、購入時点からライセンス契約が満了するまでの最長3年間、そのライセンスがバージョンアップした際は、無償でアップグレード出来ると言うものです。
SAの価格は、契約の残り期間にもよりますが大体ライセンス価格の1/3程度。一見便利なんですが、

・ライセンス契約が満了するまでの間にアップグレードしなければ
 SAの投資分が無駄になる
・ライセンスを購入してから90日を過ぎてしまうと、SAを購入することが
 出来なくなる(基本的に後付けはNG。SAを購入しない場合、
 バージョンアップ時にはライセンス本体を購入しなおす必要がある)

という主なデメリットがあります。
企業は、開発の現場みたいに、新しいバージョンのライセンスをどんどん使用して行く必要がある所だけではなく、むしろ、基本的には、全員が使うようなOSやOfficeのようなアプリケーションは、それなりの検証期間を置いて導入も計画的に進めるものです。(台数が多くなればなるほど、計画的な導入をしないと業務に支障が出る可能性があり、また、莫大なライセンス導入コストを無駄にするハメになります)
MSは、このSAを導入してから、主要なライセンスは、必ず3年に1度は新しいバージョンをリリースしているようですが、導入する側は、フットワークの軽い現場は別として、特に日本の企業は、3年に1度どころか、5年、6年に一度のバージョンアップとしている会社も少なくありません。
そうすると、SAをセットで購入すると、却って割高になる場合が多いのです。

もちろんSAはデメリットばかりではないのですが、SAのメリットを生かそうとするとSAをある程度購入する必要があり、そうするとコスト的に厳しいので許可が下りない…。
かといって、MSのライセンス契約は、価格レベルにもよりますが、店頭で購入できるパッケージとは比べ物にならないほど安くなるので、MS製品を使う、ある程度規模のある企業は、SelectなりEAなりのライセンス契約を締結しないという選択肢はないと思います。

主要アプリケーションについては、きちんと先を見越したバージョンアップ計画を作成することは大変大事なことです。
ですが、そのためにも、バージョンアップ時点でもう少しコスト的にも制度的にも楽に移行できるようなライセンス制度を作ってください、MSさん…。

脱線(というか、愚痴だな)しました。
私の場合は、Vista→Windows 7 へのアップグレードを行うことになるので、
・Vista Home Premium → 7 Home Premium
・Vista Home Premium → 7 Professional (無償でできるのかは不明)
・Vista Business → 7 Professional
・Vista Ultimate → 7 Ultimate

のどれかを選択すると思います。今の所は、Vista Home Premium → 7 Home Premium もしくは、Professionalか、Business → Professional が出来るのであれば、いいかなあと思っています。

で、XPへのバージョンダウングレードは可能なのか?というところですが、ここに詳細が書いてあります。OEM/DSP版 Vista, XPのライセンスは「Ultimate」「Business」に限り、ひとつ下のバージョンまでなら、ダウングレードOKです。
Vista → XP, XP → 2000 はOKですが、Vista → 2000 はNGです。
そうすると、7からはVistaへのダウングレードのみ可能なのか?と思われますが、どうやら、7からXPへのダウングレードも認める方向になるようなことを、どこかの記事で読んだ覚えがあります。

Home Premium って、ダウングレード対象になってないんですね…ううむ。
あ、パッケージ版はどのエディションでもダウングレード不可です。

ここまではいいとして(よくないけど)…今回、64Bit版を導入しようとしているのですが、何かあった場合の64Bit → 32Bit への変更は出来るのか?という問題があります。
ボリュームライセンス版で問題なく可能なので、DSP版でもOKと考えていました。
が!!
なんと、DSP版は、Ultimate 以外はNGでした。(6/18訂正:DSP/OEMはどのエディションでもNGでした)
DSP版の製品使用権説明書を読んでいないので詳細は分かりませんが、ここここで回答している方が言われるように、DSP/OEM版では、最初に選択したもので固定されてしまうらしく、後から64Bit版もしくは32Bit版に変更することはできないんですね。
知らなかったよ!!!orz
バージョンのダウングレードとは逆に、パッケージ版では64Bit/32Bitの変更が可能だそうです。

まとめると、

・パッケージ版で購入した場合、VistaからXPへのダウングレードは不可だが、64Bit版から32Bit版への変更は可能
・DSP/OEM版で購入した場合、VistaからXPへのダウングレードは可能だが、64Bit版から32Bit版への変更は不可

はあ…全部可能なのは、
・ボリュームライセンス(Open, Selectで購入したライセンス)
余談ですが、ボリュームライセンスでは、OSはアップグレードライセンスしか購入できないので、結局のところ、OSの新規ライセンスをパッケージとかDSPとかで購入しないとNGです。
げふ。

調べてたら、もうだんだんどうでも良くなって来たw
間違えているところがあったら教えてください。もう疲れましたw