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中野笑理子のブログ

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暮れの湯豆腐

2018年12月26日 | 日記
帰り道、駅前の大型ショッピングモールの玄関前に、大きな門松が飾られていました。
クリスマスが終わるやいなやお正月とは、何とも気忙しいというか、いよいよ年末だぞソラ急げ、と何だか追い立てられているような気になってしまいます。
外からはこの季節の風物詩、自治会の年末パトロールの「火の用心」の声が拍子木の音とともに聞こえてきました。
今年は、その声に反応する近所の飼い犬の鳴き声つきで一層賑やかであります。
冬の夜に外から聞こえる音や犬の鳴き声というのは、外を歩いていると漂ってくるどこかのお宅の夕餉の匂いのようにどことなくほのぼのするものです。

そんな外の音を聞きながらコタツで湯豆腐を食べていると、年の瀬かぁ~としみじみ。
イヤイヤ、しみじみするのはまだ早い。
サッと食べてサッと入浴してサッサと寝なければ。
この年末年始は風邪もひいていられないんだゾ、と気を引き締める。
退院してきた母に風邪でも感染したら大変、体調不良も食べ過ぎももってのほか。

ゆっくりと年末年始を過ごせるようになるのは一体いつなのかと、この時期いつも思います。
ゆっくり過ごせるようになった頃には忙しかった頃を懐かしく思うのか、もう二度と戻りたくないと思うのか、その頃食べる湯豆腐はどんな味わいなのかなぁと考えてしまうのでありました。

嬉しさ半分

2018年12月25日 | 日記
とうとう今年のお勤めも今週いっぱいとなってしまいました。
それはそれで嬉しい。
今年はカレンダーの関係で9連休という数年に一度の嬉しい長期休暇であり、入院中の母は年末の退院はおそらく無理と言われており、ちょっと一息つけるかと思っていたのです。

嗚呼それなのに。
昼過ぎ病院から電話があり、恐るべき回復力でもうすぐ退院できますとのこと。
夜、会社帰りに病院へ行くと母の顔は浮腫みもカテーテルもとれて夕食も元気良くほぼ完食し、先生曰く今朝の血液検査でも数値は入院前より良くなっているということで退院が決まってしまった。

母が回復したことはもちろん嬉しい。
しかし年末年始のショートステイは予約がいっぱいで、現在キャンセル待ちの状態。
ケアマネージャーさんへも退院が決まってすぐに連絡したけれど、おそらく今から空きが出る可能性は極めて低いとのこと。

家で母を介護するということは常に母の側に誰かがついていないといけないということで、介護人は私と夫しかおらず、この年末年始、夫婦で外出というのは出来ないということが決定したのでありました。
たとえ2日、いや1日でもいい、なんとかキャンセルがでてくれないだろうか。

いやいや毎週の病院通いがお休みになるだけでも良しとすべきなのか、しかしデイサービスもない9日間。
年明け3日に転倒骨折し、救急搬送で入院したらインフルエンザで個室に泊まり込みとなった今年の年始に比べたら、母が元気でさえいてくれれば実家に缶詰でも仕方がないか。

インフルエンザの予防接種は済んでいるし、今日の帰りに食欲がおちた時のための栄養ゼリーや高カロリープリンも買い込んだ。
あとは実家に持って行く本を選ぶとしますか。

明るい夜

2018年12月24日 | 日記
昨日が満月だと思っていましたが、月のカレンダーでは今日が満月になっています。
調べてみると、昨日の夜から今朝にかけてが満月だったんですね。
今夜の月はもう欠け始めているのだけれど、それでも明るい月夜でありました。
クリスマスイブではあるけれど、母の病院や実家の掃除などですっかり忘れており、至ってふつうの夕食な夜になった休日最後の日でありました。

夜の太陽のような月。

天皇誕生日

2018年12月23日 | 日記
昨日から首や肩が重く、もしやと思っていたけれど、熱もないので楽観していたら、とうとう寝込んでしまった。
今日が三連休の中日で良かった、と思いながら寝たり起きたりしながら一日を過ごした。

そんな今日は天皇誕生日で、ぼんやりとした頭で新聞を読み、テレビのニュースを見ていると、自分も含めてこの国の国民は天皇というものを本当に正しく理解できているのかしらと疑問に思った。
学校では小中高と『天皇は国の象徴』としか教えられず、その成り立ちや詳しいことは何一つ教わらなかった。
自分なりに本を読んだり調べたり人に訊いたりした結果、どうしてこんな大切なことを学校では教えないのかと不思議に思った。
今の学校教育では天皇について、どんな教え方をしているのか知らないけれど、国民が自分の国の成り立ちや天皇について詳しく知らないというのは、恥ずかしいことだと思う。

今日の皇居での一般参賀の数は、平成最多だったという。
来年の譲位に際してということもあると思うけれど、日本は国民ひとりひとりに向けて、もっと天皇について国民に知らしむべきことがあると思う。

電話にドキリ

2018年12月22日 | 日記
深夜や早朝に電話が鳴ることはめったにありませんが、そんな時間帯の電話にはドキリとするものがあります。

引っ越してきて間もない頃、家の固定電話に夜中の2時過ぎに非通知の電話がありました。
その時はぐっすり熟睡していて気づきませんでしたが、後から着信通知を見た時はあまり良い気持ちがしませんでした。
非通知の着信はその後も時間帯を問わず何度も続き、そのうち留守電に身に覚えのない内容のメッセージが入ることが増えました。

誰それさんが亡くなったとか、会社の同期会のお知らせなど、どうも今の自宅の電話番号を以前使っていた人への電話だったようでした。
その度に、かけてきた人へ折り返し電話をして「その番号は今は違う人間が使っています」と伝えるうちに間違い電話も非通知着信も減ってきて、今はほとんどかかってこなくなりました。

今朝早く携帯に着信があり、見ると母の入院している病院からです。
最悪の事態を想定して、思わずドキリとしました。
覚悟を決めて電話にでると、母が点滴の管を自分で取ってしまうので抜かないように手袋型のミトンをつけます、という内容でした。
思わず張り詰めていた気持ちがぬけて安堵しましたが、ミトンは拘束具になるので家族の承諾が必要なため連絡しましたとのことでした。

夜中や早朝の電話に限らず、家族が入院している病院からの電話というのも思わず緊張してしまうものであります。
普段は何とも思わずかけたり受けたりする電話でありますが、その時間帯や発信先によってはこんなにもドキリとするものなのかと改めて気づいたのでありました。