中野笑理子のブログ

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2019年01月11日 | 日記
今日は、鏡開き。
会社では毎年、お供えしていた鏡餅をお餅屋さんへ持って行き、小分けしてもらって社員へ振る舞われます。
お飾りの裏白も昆布もパリパリに乾いて、干柿もカチカチです。
橙はまだきれいで捨てるには忍びなく、誰か持って帰る人はいないか募ってみましたが持って帰るという人は誰もおらず、それではとお餅と一緒にもらって帰りました。

池波正太郎さんの「味と映画の歳時記」の中に、こんな記述があります。
『新しい年が明け、正月十一日に御供えの餅をこわし、汁粉にするとき、祖母が橙の汁を茶わんに搾り、たっぷりと砂糖を加え、熱湯をさして、「さあ、風邪をひかないようにおあがり」と、私にくれる。
これが、正月の何よりのたのしみだった。』

そう、これをしてみたかったのであります。

『オレンジでもない、蜜柑でもない。橙の汁の風味はもっと濃厚で、酸味が強く、香りもすばらしい。』とあり、『その暖かさ、そのうまさは何ともいえぬ幸福感をともなっていた。』と書かれていたのを思い出して、私もしてみようと思ったのです。

しかし文末には、『ちかごろの橙の味は、むかしのそれと、すっかりちがってしまった。』とも書かれていたので、もしかしたら池波少年が味わった当時の橙とは違う味なのかもしれません。
けれど、どうしても試してみたい、そんな気持ちで持ち帰った橙。

さて、どんな味がするのでしょうか。


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