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『未来を拓く君たちへ』

2005年04月13日 | Weblog
http://tinyurl.com/4qc2j

本日の一冊は、ソフィアバンクの代表として、また多摩大学大学院教授として活躍中の、田坂広志さんが、若い世代に向けて贈る、渾身のメッセージです。

生きることの意義や、そこで「志」が果す役割、そしてわれわれはどのように生きればよいのか…。

金銭的な「成功」ばかりがクローズアップされるなか、「人生において、「成功」は約束されていない。しかし、人生において、「成長」は約束されている。」という著者のメッセージは、多くの若者やビジネスパーソンに「生きがい」を与えてくれるでしょう。

ノウハウ書ではないので、赤ペンチェックは適切ではないのですが、要点をいくつかピックアップしてみましょう。
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■ 本日の赤ペンチェック
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人は、かならず、死ぬ。
人生は、ただ一度しかない。

いま、一つの人生を終えようとしている、おまえ。もし、おまえが、この人生とまったく同じ人生を、もう一度生きよと問われたならば、然り、と答えることができるか。

人生において、どれほどの苦労、失敗、挫折が与えられても、「あの、苦労、失敗、挫折があったからこそ」と言える生き方をすること。

人生において、「成功」は約束されていない。しかし、人生において、「成長」は約束されている。

「志」を抱いて生きる人間は、たとえ、苦労や失敗や挫折に直面しても、人生が語りかける「声」に耳を傾け、その「意味」を理解し、ひたすらに「人間成長」の道を歩んでいくことができる。

人生は、「長さ」ではない。
人は、いつ死ぬか分からない。

もし、我々が、ただ、未来を夢見て、「夢想」をするならば、そのとき、我々の「心」は、未来に奪われてしまう。そして、この現在、いまこの瞬間を、生き切ることができなくなってしまう。
それは「夢想家」と呼ぶべき人物の姿であり、本当の「志」を抱いた人物の姿ではない。

「香りある人生」とは何か。
それは、「使命感」を持って生きる人生のこと。

「義務」を自覚した生き方をする人間からは、自然に、ある種の「高貴さ」が。生まれてくる

「人生の意味」とは、君が「何」を成し遂げたかで、決まるのではない。
「何」を見つめて生きたか。それが、君の「人生の意味」を定める。

「自分の人生」を大切にするとは、何か。それは、「自分の人生で巡り会った人々」を大切にすること。

人生で巡り会った人を大切にするとは、その巡り会いによって、互いに人間として成長するということ。

なぜ、多くの人々は、山登りの途中で、その歩みを止めてしまうのか。
それは、若き日に、山の頂を見上げ、その姿を心に刻むことが無かったからだろう

我々は、未来の世代の「礎」となる覚悟を定めるとき、自然に、未来の世代への「祈り」を心に抱くだろう。
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いつもの「田坂節」で人生の意味やその豊かさが、雰囲気たっぷりに語られています。本を読んでいるというよりは、講演を聴いているような気分になります。

というわけで、本日の一冊は、

『未来を拓く君たちへ』
http://tinyurl.com/4qc2j

です。ゆるぎない生き方の指針が得られる、そんな一冊です。

■目次■
序話 未来を拓く君たちへ
第一話 「悔いの無い人生」を生きるために
第二話 「満たされた人生」を生きるために
第三話 「香りある人生」を生きるために
第四話 「大いなる人生」を生きるために
第五話 「成長し続ける人生」を生きるために
終話 なぜ、我々は「志」を抱いて生きるのか
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