Elicia Flower ~ エリーシアフラワー ~

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(※時々育児日記も…)

育児:出産レポート4

2012-01-23 | 日記
長い出産レポートの続きです。前回までの分はこちらを参照ください↓
 出産レポート1
 出産レポート2
 出産レポート3


■機械 V.S. 生身の人間(分娩監視装置 V.S. 妊婦)

午後14:00(出産まであと2時間半)の時点で、普通の人より早めに
分娩室に入ってからも、赤ちゃんの心拍数の異常観察のために
分娩監視装置はつけられたままでした。

促進剤投与後、分娩までの2時間くらい、痛さはこの世のものとは思えない痛さに。
本当に死ぬかと思うような痛さ。
「私死んでもおかしくないな・・・」と何かが遠のいていくような痛さ。
でも、三途の川は見えてこないし、思い出フラッシュバックはないし、
まだかすかに意識はあるし、やっぱり赤ちゃんと会いたい一心で気力を振り絞る
最後の追い込み。

分娩監視装置は赤ちゃんの心拍数がデジタル数値と用紙に山型に記録され
観測されています。


前回までのレポートでも書いたけれど、
旦那様のことを「やっぱり男にはわからないわ・・・」と思い、
「やっぱりうちの旦那さんは数値好きだな・・・」と思った彼の様子。
意識が下腹部の痛さだけに集中しないよう、痛さまぎれに旦那さんに腰を指で
押してもらっていたのですが、
私が3分おきくらいにやってくる、全人生MAXの痛さの山が来るたびに
「いたいたいたいたいた~~~!!!!キタキタキタ~~~~!
いだぁいぃ~~~~~!!!!」と叫ぶ傍ら、
腰の指押しには集中せず、分娩監視装置の数値に集中。

デジタル表示の赤ちゃんの心拍数の上下と、印刷記録で出てくる
山型の曲線に興味津々。

私の腰なんか見てないで、私の「いたいたいた~~~!」の叫びの声の曲線と
記録紙の曲線がピッタリと合致していることに感心!!!

旦那様「人間の身体ってすごいなぁ~!機械で痛さを記録出来てる!ピッタリ!」
と始終感心。
私の声が大きくなると、「そうだよね、そうだよね、だってさっきの
山より大きな曲線になったもん、今のは痛かったね」と
声と山の曲線を照らし合わせる。

「機械はいいから、私の腰に集中してよ!」とこの時ばかりは怒鳴りたい
気持ち爆発だったけれど、もはやその怒鳴る力も、そのことを伝える気力もゼロ。
「言っても、男の人には一生わかりえない痛さだから無駄」と冷静な自分も。

一番突っ込みたかったことは、
私としては、その時の山のほうが至上最高に痛かったのだけど
「いた~い!」と言うと「いや、さっき、ひとつ前のほうが痛かったと思うよ。
今回はさっきほど大きく(描いて)ないもん」と。

私「・・・・・・・・・。今回のほうが痛いの!!!!!」


「生身の人間が今の方が痛いって言ってるんだから、そうでしょう!!」と
突っ込みたかったけれど、ほんと、至上最高の痛さで気を失う手前なので
そんな余力なし。

突っ込むより、自分と赤ちゃんの生命の方が大事だわ、と冷静に無視。



■午後16:00頃(出産まであと20分ほど)
 いよいよイキみ準備開始!


促進剤投与から2時間、TWENTY FOURさながらの拷問陣痛もあとどのくらい
耐えなきゃいけないのかゴールが知りたいながらも、
一回ごとの山を気を失わず乗り越えるだけに集中していた頃、
助産師さんが初めて神様のようなことをおっしゃって下さいました。

「10cm開きましたし、赤ちゃんもちょっと降りてきましたので
そろそろイキみましょうか」と。

待ってました!!! この最終段階!!!

ここまできたら、あとは、力よね!タイミングと力!
予行練習したわけじゃないけど、多分そういうことよね!

やり方さえマスターすれば、ゴールが見える過程!
そうそう、こういう過程なら頑張れる!


ちなみに、旦那様は妊娠前から「立会い出産反対派」。
TVの出産シーンも見れない人。

この、一生に一度か二度ほどしかない、自分の子供が生まれる瞬間を
この目で見届ける、自分が一番初めに迎え入れるという何ものにも代えがたい
感動の瞬間を「パス!」ってどういうこと~~!??
と私は信じられないのだけど、性格と「あ、この人はこの件については
絶対譲らないな」と途中から悟ったので、このイキむ段階で分娩室から
出ていくことをあっさりと承認。

「じゃ、頑張ってね」のひとこと。
根性ある私は「任せといて!」くらいの意気込みと気合。

といっても、うちの病院の分娩室は薄いカーテンで仕切られているだけ。
分娩室の外といっても、カーテンの裏側に座っているだけだったので、
分娩室内の私の叫びはもちろん、先生や助産師さんの小さな声も聞こえるほど。
もちろん、産声もはっきりと聞こえる感じなので、
産まれる瞬間の緊迫感や感動の産声の様子は、クリアに聞こえていたようです。


さて、最後のイキむことになったとはいえ、先生方が準備している時
最後の陣痛の痛さがありました。
もう言葉にはならないほどの痛さ!
叫び声といったら、裏声プラス泣き声という感じ。
その最後の痛さの叫び声は、さすがに本当に死んでしまうのかしら?
という叫び声だったのでしょうね。
旦那様が一度カーテン開けて、分娩室に入ってきて
「頑張って!!!」と頭を軽くなでてくれたのをかすかに覚えています。
あとから聞いたら「あ、えみこ、本当に死んじゃうかも」と思ったらしいです。



・・・・・・・最後のレポートに続く・・・・・
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