(画面上で左クリックすると絵が大きくなります)
遠野に泊った翌日、朝早く目覚めました。朝食まではまだ2時間近くあるのでスケッチブックを持って市内をドライブ、河童淵を訪れました。朝霧が流れ、何処からか河童が現れてくるような幻想的な風景が広がっている中で一枚絵を描きました。
河童淵の近くの伝承園という所には馬と夫婦になった娘の悲しい恋の物語で知られる馬の神様オシラサマが祀られています。河童もオシラサマも民話によく出てきますが、このような民話が生まれる背景には、遠野の豊かな自然とともに、馬と人が一つ屋根の下で暮らす曲り家での生活があったのではないでしょうか。