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登山 写真撮影等多趣味ですが最近は卓球で登山のためのトレーニングして 山岳写真撮影に励んでいます。

韓国雪岳山遠征ー4 の巻 (最終)

2019-05-30 | 岡崎シニア山岳会
 前回仏教寺院について記載したが、韓国の信者の割合は日本と大きく異なる。
 23%が仏教徒で18%がプロテスタント教徒そして11%がカトリック教徒で残りの人々は少数派の宗教、例えば甑山道、大巡真理会、東学、道教、儒教、そして円仏教を信奉している。
 所で雪岳山で見た花をNET上図鑑で調べたが、基礎知識が乏しいので分からない物が多い。
 日本では所謂高山植物の群落が有るが、韓国は標高の高い山が無いのでなく、彼らにとり魅力的なはずである。
 (大きな観光資源になる)
今回の旅行や登山で感じた事や反省点
1.ガイドさんとはメールで情報交換したが一部でミスが出た。
 私が計画書に記載した2日目のコースは大青峰から華彩峰経由で陽瀑山荘に泊まるのでしたが、このコースは自然保護のため通行不能に、そこで比較的近くの喜雲閣小屋に泊まることになる。
 そのおかげで景色の良い恐龍稜線までピストンで行くことができた。
 メールに添付した計画書ではなく、メール本文にルートを記載し調整すべきであった。
2.これは想定した通りになった事ですが帰りは高速バス駅までガイド同伴、ソウルについてからホテルまでの地下鉄ではかなり苦戦した。
 見かねた日本語の分かる人に助けられ何とかソウル駅までたどり着いた。
 Google mapを使いルートを印刷して持参したが、駅名がハングルで役に立たない。
 次回行く時が有れば、ポータブルWiFi持参で通訳アプリが使えるようにしたい。
3.宿泊した山荘は国営で事前に寝具不要と聞いていたが、その理由が行ってから分かった。
 冬以外日本ではない暖房があり、暑い位、中山さんは3シーズンシュラフ持参し苦労を掛けた。
 床が固いのでシュラフよりマットを持参すべきであった。
4.登山コースは国立公園として素晴らしく整備され危険個所はなく快適でした。
 日本のリスは人に近づかないのですが手からおにぎりを渡すことができる位。(良くない行為ですが)
 しかし日本には多い鹿やクマの気配はない、NETで調べると熊は添付した通り、鹿も少ないらしい。
 猪は多く北朝鮮には狼が絶滅寸前でいるらしい。
ツキノワグマの現況
 韓国は高速道路から見ていると人工林が極端に少なく熊に取って有利なはずですが、韓国におけるツキノワグマの生息数は,現在30~40頭程度と推測されています。
 しかも国内に散らばるいくつかの国立公園に分散している総数であるため,遺伝的な浮動などが起こる危険性なども加味すると,将来的に健全な個体群を維持するためには,かなり危機的な状況にあるといえるようです。
 ここで私の持論、日本人はツキノワグマをもっと大事に!
4.ソウルの印象 活気があり、物価は日本に近い、ウオンは円の約10%の貨幣価値ですのでコンビニでは1万ウオン札(1000円位)で支払い。(お茶は1500ウオン)
 若い女性の体格はよく堂々と歩くので尻込み!?
5.海外旅行で何時も行うホームレスチェック、ソウル駅に10人位見かけた、冬寒く生きて居られないので少ないのかも!
西欧の先進国より少ない。
5.最後に政治的には関係最悪ですが韓国から来日者は増えています、日本で良い体験をして、親日家になって欲しいのです。
 我々は今回嫌な思いは有りませんでした、日本語の話せる親日家から数回声を掛けられました。
 韓国では「おはようございます」と言う言葉は無く1日使えるアニハセヨしかないが、山で韓国人同士もあまり使わない感じでした。
 これは登山者より観光や宗教目的の人が多いのが理由かかもしれません。
 


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