益鳥の思いつき放題放談之記

他愛のない話題で綴る無責任放談・・・

彼岸花

2007-10-01 21:38:58 | Weblog
益鳥の身辺余話

AM2時21分の地震・・・ベッドに入って間もなくだったこともあり、よく分かった。相撲界の激震、ミャンマーの反政府デモ・・・安倍首相辞職、福田内閣誕生、麻生氏支持派の思惑、解散総選挙への流れ・・・そんな中、福田首相の所信表明演説があった。

国会運営などで強力なリーダーシップを発揮しようとした小泉、安倍両氏とは一線を画し、野党との対話を重視するなど「協調路線」を前面に掲げた安定感、バランス感覚色濃いものとなった。先の参議院選の大敗が採らしめた「猫かぶり内閣」の策略である。

勿論我々国民を誑かし、騙し、操り、如何にも国民の為の政治を演技するための舞台装置と役者たち、そしてその一大挽回演目演出者に担ぎ出された福田首相である。猫かぶり内閣の猫なで声にゆめゆめ騙されるなかれ!

小泉や安倍首相が国会運営などで強力なリーダーシップを発揮しようとした・・・それが罷り通ったには絶対的優位な数の論理がその背景にあってこそのことであったことは明白で周知の通りである。ということは、参議院の大敗がなければ、安倍首相は何も放り出さずに小泉前首相同様、意気揚々と「美しい国づくり」「戦後レジームからの脱却」という戦前レジーム復活への道を、強行採決を屈指してその実現に向けて直走ったことだろう。

それは、我国日本は民主主義国家だからと安心していてはならない・・・ということを意味していることも周知の事実だ。ミャンマー軍事政権下の国家情勢は決して他山の石、対岸の火事どころの騒ぎではない。ミャンマー軍事政権と同質な独裁暴政が小泉内閣5年、踏襲した安倍内閣1年で行われて来た事に気付かねばならない。

参議院選での国民の民意の結集的勝利は、安倍を政権放り投げに追い込み、現福田内閣の「猫かぶり内閣」「猫なで声内閣」に変貌を余儀なくせしめたのである。それは民意という力を、政治の舞台に反映させることが出来た象徴的結果なのだということが出来るであろう。大切にしたいものではないか。大切にしたい・・・それは選挙が如何に大切であるかを顕著に物語っていることでもある。この勝利を近々あるであろう衆議院総選挙においても、確実に「勝利」の結果を獲得したいものだ。

ミャンマー軍事政権下・・・笑わすんじゃないよ、我々日本国民はそんな危惧はない・・・言論の自由がある・・・などと思っている者がいるとしたら・・・(いや、必ず居るだろうと思う)決して笑い事じゃないことなんだという事を知ってくれ・・・映像ジャーナリスト長井健司氏のメッセージを私はこのように受け止めた。


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