益鳥の思いつき放題放談之記

他愛のない話題で綴る無責任放談・・・

再編成とは・・・

2008-02-16 18:57:28 | Weblog
2008年2月16日(土) 晴れ

自民党の政権死守攻略法だ!


益鳥の身辺余話 AM11時47分、室内温度11℃、湿度32%、晴れ。

早朝の寒さはこれまでで一番寒かったように思う。四国の妹から電話があり、雪が舞っているということだった。春の逸る気配に逆らわれ武者ぶるいする命たちの吐息が、春雪や霜柱かも知れない。いたぶられながら本格的になってゆく春は、様々な命の奥深い心奥で繋がっている信頼を忘れてはいない。

本当に信頼されている内閣か・・・政治家か・・・政治か・・・支持率の下降は果てしない。それは当然な世論の反映であろう。現在ほど長期政権の座に君臨してきた自民党の欺瞞と悪徳に満ちた実態が露呈されている時期はないであろう。

・・・ということが分かってきた、はっきりしてきた・・・これも国民の得た勝利のひとつであるが、この先にどんな政治が待っているのだろうか。国民の将来はどうなって行くのだろうか・・・希望的要素は皆無だ。季節は萌え立つような伸びやかでゆったりとした時間を、母親の懐に抱かれる嬰児の全幅の信頼に委ねた身の上に、安心と安全と幸せを届けようとでもするかに近づいていても、無惨な現実のみが待ち構えている。

政界再編成も船頭多くして・・・の結果となるその可能性は大だ。そして本当に国民の歓迎できる、国民のためになる政党が誕生するか、その保証は何処にも欠片ほども存在しないのだ。再編成で実現を夢見させてくれるより前に、やりたい放題、したい放題やってきた結果の、滅茶苦茶にした、滅茶苦茶になっている現在の国民生活を、安心と安定と、希望のもてる生活に構築しなおしてからにして欲しいものだ。

そのために再編は考えられてるんじゃないか・・・って声が聞こえて来そうだが、そう言いたい諸君はもう騙されているんだ。見事にねえ~完全にねぇ。それこそ欠片ほどの「国民の為に・・・」って意識も誠意も情熱も持ってはいないよ、彼等は。ただ新たに国民を踏みつけにし、のさばり歩く為に奔走しているだけさ。

(Wikipedia)1959年の第4回参院選で社会党が敗北(議席そのものは増えたが、自民党は大勝した)すると、左派からは社共共闘で行くべきとの主張が上がった。反共主義の立場を取る西尾はこれに反発し、党内に社会党再建同志会を結成。それが新党へ繋がって行く・・・西尾の理想は、政権交代可能な健全な社会主義政党を築くことであった。従って、安保闘争においても代案を用意すること、さらに共産党の排除を主張した。しかし左派イデオロギー過剰な当時の社会党には西尾の現実主義は受け入れられず、12月に西尾自ら社会党離党し、社会クラブを結成((Wikipedia)より引用。

・・・と西尾末広が当時の社会党を駄目にしたように結果は国民の為になるかならんかは、はっきりしているも同然なのだ。社会党は当時政権奪取にもう手の届くところへ近づいていた・・・浅沼稲次郎暗殺事件はその翌年10月のことであった・・・

自民党の手の内にあることだ。手法なのだ。対立勢力の弱体化、解体化はもっとも完全な勝利存立を可能せしめる最高最善の攻略法であることを、自民党はまたも使おうとしている訳だ。それが国民の為になるかどうかは口にするも馬鹿馬鹿しいほど、国民の意識とは無縁のところへ乖離していて罪業にも等しいことなのだ。自民党を利するだけに踊らされる1幕のショーとなる公算は大きいと言えるだろう。





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