益鳥の思いつき放題放談之記

他愛のない話題で綴る無責任放談・・・

孤高の花 桔梗に託して

2007-07-14 22:46:31 | Weblog
益鳥の身辺余話

生まれてきたからには生き抜かねばならぬ。生きて来たからには生き抜かねばならぬことが当然のように、死が待っており死なねばならぬ終焉の存在もまた当然のように受け入れねばならぬ。

如何に生き抜くか?が如何に死すべきかでもあることを思う。死に際や、死に様や、死に場所は生まれ出でたる時すでに裸一貫おのれの肩に、好むと好まざるを問わず否応なく背負わされた課題と言う魂の預かり物だ。

それは人物の貴賎や名誉や地位やを以って変ることのない、飽くまでもその人物個人の独自性に貫かれた完結である。と同時にまたその死そのものが、普遍性において、個人の何人をも逃れ得ることの出来ない人生の終焉であることもまた確かなことなのだ。

人生が死に場所を求める流離いの旅であると私は思う。ある政治家が己の政治生命を賭けて臨んでいると言ったとしたら、彼にとって政治家としての死に場所がそこであるということであろう。それは時にその政治家個人の政治生命といったその政治家自身の感覚に止まらなく、国政そのもののある終焉を意味している気がしてならないのだが、これは果たして単なる思い過ごしなのであろうか。


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