益鳥の思いつき放題放談之記

他愛のない話題で綴る無責任放談・・・

ひっそりと咲いていました・・・

2007-10-25 20:21:09 | Weblog
益鳥の身辺余話

値上げの秋・・・この庶民生活の希望の欠片もない現状と、毎日のようにニュース面を賑わせている犯罪増加・事件頻発現象は決して不可分なものではない。

人間が何か不可解な言行動、奇行、暴挙、暴力沙汰に及ぶ時には、嫉妬、羨望、絶望、不満、焦燥、等自分の内面的要因に端を発しながら、その段階を過ぎると自己以外を対象とする要因転嫁へと進み、個別或いは無差別な対象への鬱憤晴らし的行為にエネルギーを使うことになる。

迷惑この上ない事件・犯罪のメカニズムである。国会が喧しいが一向に庶民の生活には厳しさが増して行くだけで、憲法の保障する第二十五条も危うく益々遠退いて行くばかりだ。

「おにぎりが食べたい」・・・と書き残し、孤独死していった人がいる事態が我国で起きている。彼は年老い、体調を崩すまでは、真面目に必死で働き、血税を納税し少なくとも自治体を通して、その構成を下支えする社会人の一員として貢献して来た善良な住民であったのは言うまでもない。

にも拘らず自身に支えを必要とした時期に、非情にもその生命の維持するに足る、最低限の生活扶助費を故意に断たれ、一つのおにぎりを食べることも叶わず生命を奪れねばならなかった。この現実は今や彼の運の悪さや、彼一人の特殊事情や、一自治体の対応問題の良し悪しに止まる話で終わることではないであろう。

保障財源の確保のために必要な国民が等しく負担しなければならない「痛み」であるから、堪えて貰わねば・・・ということは飽くまでも政府のトリックであり、マジックであり、その平等性の成立は存在し得ないことが明らかである。庶民への皺寄せ、権利蹂躙横暴罪悪政治は改まることはなさそうだ。


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