益鳥の思いつき放題放談之記

他愛のない話題で綴る無責任放談・・・

面白い共通性

2007-10-05 16:57:27 | Weblog
益鳥の身辺余話

政治家の金の問題と角界の鍛錬に名を借りた、通常の稽古のうち・・・だと言ってのける暴力部屋のリンチ暴行問題は、たまたま露呈された1政治家や、1相撲部屋の稀な問題ではなく、政治家は全ての政治家が、角界相撲部屋においては、各部屋いずれの部屋においても「通常行われている」という共通性のある問題である。そして尚面白いことは、政治家も角界の理事も、親方という相撲部屋責任者も、そろって何を勘違いしてるのか「偉そうなこと」この上ない態度をとることである。

もっと面白いのは、北の湖理事長に文部科学相 渡海紀三朗氏が深々と頭を下げて応対する場面がニュースで流れ、立場が解かっていないもの同士の・・・いわば我国に蔓延している礼節喪失病の典型的症例を示したような場面となったことだ。

この症状の特徴は潔い自己責任が取れないことだ。自分を正当化し他人へ責任転嫁を臆面もなく試み、よくもまぁ・・・と呆れるほどしゃぁしゃぁと言ってのけ、やってのける厚かましさだ。時津風親方などの説明は、語る度、問われる都度、口を開いてもの言う度、説明する度にその内容は大きく変化、自己弁護のそれも見苦しい嘘八百を実しやかに語る。潔さ、謙虚さ、真摯さなどは微塵も感じられない。政治家とこれまた共通するところであり、現代人の無責任動向と相まって、こうした人々によって構成流動する社会の未来に果たして何か希望はあるのだろうか?

沢尻エリカ(21)の主演映画「クローズド・ノート」(行定勲監督)の初日舞台挨拶で、腕組み仏頂面の態度だってそうだ。これは決して芸能界に限ったことではないが、いたるところに「勘違い」人間は多く見受けられる。人間は、自分を把握出来ていないほど憐れなことはないものだ。沢尻の場合、21歳という若さを差し引いても、どう見ても、どう考えても、菅笠の笠台がお粗末なのではないかと感じてしまうのだが・・・これをよい薬、お勉強にして乗り越えて貰いたいと思う。

市町村長が保険料横領職員を告訴、告発しない・・・発言。自治体首長のこんな感覚は小人の戯言以下の問題だなぁ~・・・嗚呼日本はどうなってゆくのでしょうねぇ・・・
そうこういってるうちに、時津風親方解雇処分・・・下る。当ったり前の話だ。北の湖理事長の遅い、やる気のなさによる対応が、ここ近々まさに象徴的であるように、この世界の抱えている特殊性と異質性故からくるものであろう傲慢、閉鎖、無風放漫体質世界醸成と、伝統国技伝承の威を被った木偶の坊集団罷り通るといった、世間の甘やかし気風に乗じた、不透明法人のさばらせ環境が、この世界を不振衰退へと後押ししたも同然なのだ。

八百長問題、朝青龍問題、ずばり威信に拘りたいのならば、それだけの断固たる協会の威信は個人横綱の専横や厳正処罰に関わって生じる損益に寸借していては保てなく、疑心、疑惑を拡大する一途を辿らせるだけであることと知るべし。


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