益鳥の思いつき放題放談之記

他愛のない話題で綴る無責任放談・・・

愛南町の取り組み

2007-06-13 20:20:08 | Weblog

魚離れ・・・愛媛新聞コラムより転載
 先ごろ発表された二〇〇六年度の水産白書は「日本の魚食文化」を特集。食卓の魚離れが急速に進み「魚食大国ニッポンにかげり」と懸念を強めている

 魚離れは今に始まったことではないが、この十年ほどの変化は著しいという。若年層だけでなく中高年層も魚介類の摂取量が減少しており、全体として肉類に上回られそうな情勢だとしている。子どもの魚嫌い、割高感、調理が面倒なことが原因に挙げられる

 では、日本人は本当に魚が好きでなくなったのか。そうではあるまい。日ごろの食事で魚介料理の回数を増やしたい人が五割以上おり、母親の三分の二が子どもに今以上に切り身魚料理を食べさせたいという調査結果を紹介しながら、白書も「魚食志向は失われていない」としている

 魚そのものへの根強い志向はほかの調査でも明らかだ。松山市中央卸売市場水産市場運営協議会などが行った市民アンケートでは85%が「魚が好き」、62%が「魚を食べる機会を今より増やしたい」と答えている

 こうした志向は、魚介類が多様な栄養素の宝庫であるからに違いない。生活習慣病の増加などで健康志向の高まりと軌を一にしたものでもある。体によくて魚が好きな人が多いにもかかわらず魚離れはなぜか進む。そのジレンマを埋める方策を追求したい

 今回の白書は地域ぐるみの取り組み事例として、地元の水産業を学ぶ授業や地魚の調理実習などを行う愛南町の「ぎょしょく教育」を紹介している。そこにもヒントの一つがありそうだ。
愛南町の「ぎょしょく教育」・・・リンクURLクリック

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