益鳥の思いつき放題放談之記

他愛のない話題で綴る無責任放談・・・

米国主導ロボット首相所信表明演説

2006-09-29 16:00:26 | Weblog

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今月の詩 (H18.9.NO2)

秋が深まりつつあるように、爽快な季節の到来が本来期待される筈なのに、我国の未来が暗雲に覆われた不吉な空模様のように感じられ、尚更悪く酷い結果の到来を予感させて、まだまださほどの冷気でもない今日この頃にも拘わらず、胸の内が震撼とさせられて来る自公民連立内閣首相の交代劇の、予定通りの米国主導ロボット首相として就任した安倍晋三の所信表明演説である。我々国民にとっても正念場であり、関が原の決戦の様相を呈して来た。

政治家が庶民の痛みの解る人物でなくては、国民の為の本当の政治はできない。安倍に何ほどの期待ができると言うのか・・・小泉よりも悪い結果が待っているのが落ちだ!!!しっかり監視せねば泥沼地獄政治の毒漬けにされる日々が待っている。・・・とはいえ、空しい時流に呑み込まれ、翻弄されて行くのが国民庶民の宿命的姿であることが哀しい現実であり、庶民の歴史でもある。秋めいた空を見上げ込み上げる慟哭に耐える。

ある新聞ニュースより


<安倍首相>集団的自衛権行使の容認検討 初の所信表明

 安倍晋三首相は29日午後の衆参両院本会議で、就任後初の所信表明演説を行った。政府の憲法解釈で禁じられている集団的自衛権の行使については「個別具体的な例に即し、よく研究する」とし、歴代首相として初めて容認に向けた検討に着手する方針を表明。憲法改正に言及し、教育基本法改正案の早期成立を目指す考えも示した。持論の「美しい国、日本」を掲げ、文化や伝統、自然、歴史を大切にする姿勢を強調するなど「戦後レジーム」からの脱却を意識した保守色の濃い内容となった。
 首相は集団的自衛権の行使容認の検討が必要な理由として、国際情勢の変化や武器技術の進歩、日本の国際貢献に対する期待感の高まりなどを挙げ「日米同盟がより効果的に機能し、平和が維持されるようにする」と説明。
 日米同盟の具体的構想として、米国の国家安全保障会議(NSC)の日本版創設を念頭に「首相官邸とホワイトハウスが常に意思疎通できる枠組みを整える」と説明。官邸の司令塔機能を再編、強化し情報収集機能の向上を目指す。小泉政権で悪化した中国や韓国との信頼関係の強化を唱え、「未来志向で、率直に話し合えるようお互いに努めていくことが重要」と指摘した。
 教育面では公教育の再生に向け、教員免許の更新制度などの導入や「教育再生会議」の創設を表明した。
 具体的な政策課題のトップには、イノベーション(技術革新)の必要性を強調した上で、医薬や工学、情報技術などの分野ごとに、2025年までを視野に入れた長期的な戦略指針となる「イノベーション25」の策定を約束する。学識経験者で構成する検討チームを近く設置する。格差是正策として「再チャレンジ支援策」の推進を盛り込んだ。
 財政再建と行政改革については「国や地方の無駄を放置したまま、国民に負担増を求めることはできない」として、抜本的な行革推進を強調。簡素で効率的な「筋肉質の政府」を目指す。
 首相は演説の結びに、アインシュタインが来日した際に残した「日本人が本来もっていた、個人に必要な謙虚さと質素さ、日本人の純粋で静かな心、それらのすべてを純粋に保って、忘れずにいてほしい」との言葉を紹介。日本人の美徳を保つよう訴えかけた。