益鳥の思いつき放題放談之記

他愛のない話題で綴る無責任放談・・・

とにかく無事帰還できることを祈りたい・・・

2005-07-30 19:53:58 | Weblog

2005年7月30日(土) くもり
とにかく無事帰還できることを祈りたい・・・

夏休みになって10日が過ぎる。子供たちの歓声が蝉時雨をバックに、老人の追憶のページがめくられる。リヤカーに、自転車に、四角い一辺が70センチほどの木箱を乗せ、ちっさな幟がどっかにくくりつけられていて、真鍮製の釣り鐘状をした鐘を「カラン、カラン」と鳴らしながらやって来た。最初はそうではないのだろうが、時間が経つと何処ということもない箱の底辺部から、ぼとぼとと水滴が滴り落ちているのが常だった。箱の中央に、20センチほどの間隙を周囲に作り出す大きさのキャップつきのブリキ製容器があり、木箱の内側に張り巡らされたブリキと、中央のその容器との隙間に砕氷を詰め込んで中央容器内に商品として詰め込まれているアイスキャンデーの溶けるのを防ぐ仕組みになっていた。「わしは小豆が好きだった・・・」とその老人ははにかむ様に笑いながら言った。

まだスーパー等にこのてのアイスキャンデーを売っていて、家内が寝たきりになっていた亡母に乞われて買ってきて、亡母の無聊を慰めたのであったが、亡母が一口噛んだまま「置いといてくれや」と残した、その歯型を残すように先端の片隅の欠けたアイスキャンデーを、家内はつい最近まで捨てることもようしないまま冷凍庫の中へ保存していた。亡母の好きなのも小豆だった。13年がたった。家内は「もういいだろうかねぇ・・・」と呟いた。


 英領北アイルランドのアイルランド共和軍(IRA)が武装闘争の放棄を宣言した・・・という。どのような経緯や、理由や主張がある組織なのかは知らないが、『テロ』組織の正当性は存在するわけはあるまい。真の平和を定着させるには、言葉だけではなく、完全武装解除を行動で証明すべきであることは言うまでもないが、一先ずこの放棄宣言は歓迎すべきものであることには間違いない。テロでは何一つ解決できないことを教訓として、世界からテロのなくなる日が一日も早く到来してくれることを祈るものである。

米スペースシャトル「ディスカバリー」の乗員は飛行4日目の米中部時間29日午前(日本時間同日午後)から、打ち上げ時に耐熱タイルの損傷が見つかった機体底面の前輪格納部付近を中心に、先端にカメラとレーザーセンサーが付いた延長ロボットアームを使って検査した。
 米航空宇宙局(NASA)は、これまでの検査で翼に小さな傷や被膜のはがれしか見つかっていないことから機体に問題はないとみているが、念のため、傷の深さも分かるこのレーザーのデータを基に、帰還時に大気圏に突入しても安全かをさらに検討する
・・・(NASA)の無責任さには許しがたい怒りと、恐怖を覚えるが、とにかく、野口さんをはじめクルー全員が、任務を完遂し、全員無事帰還が叶うことを信じ、祈っている。