道すがら

私の歩む道すがら出合った
“これいいなー”を
アップしてみました

梅雨あけ 

2008年07月07日 | Weblog

中国地方も 梅雨が開け本格夏到来   暑い毎日汗だくです
夕方北の窓から見ると窓が山の上空はきれいな夕焼けでした
            

  暑い日は 何かに夢中になるのが一番の避暑対策
    
  京都で買った 源氏組香の絵柄の金襴で 小物つくりを楽しみました
   どこに香組模様をいれるか 配色布はドレがいいかナー
      
        バスやキャシュカード・楊枝入れが出来ました
        配色布は紬八掛地・織り出し部分のコレクッション 
   
夕餉の支度になったのでここまで・・でおしまい  
            小袱紗も作りたい!!   次回のオタノシミ 


京散策

2008年07月06日 | Weblog

 午前中 相国寺で絵巻物展みて 西へ向いて京の町そぞろ歩き
瑞春院(雁の寺 水禽窟)・・・・人形の寺(宝鏡寺)・・・・百々橋の礎石・・・
千家の前通過・・・俵屋吉冨(雲龍おいしそう!)・・・同志社大に行き当たり 
・・・若い学生に混じって学生食堂でランチ・・・・今の学食は立派です・・
       
折角、西陣にきたのだから 西陣会館へよりたい!
  「着物ショウ」していて 何だか修学旅行生がいっぱいお土産買って賑やか・・・
  3階に上がると 織機や西陣にまつわる古い絵画などの展示あり・
  西陣織の端切れなど欲しいなーと思いつつも見つからず・・・・

 外に出ると 大きビルの上に「鶴屋好信」の文字・・・あそこへ行きましょ!!
 1階は老舗のお店構え  2回にお茶席あり
 暑ーい街中歩いたので中庭を眺めながら「宇治金時」を注文・冷たくておいしい
  
 床間には西陣らしい 糸巻きの香合  了解得て写真撮らせていただきました
   
   清風竹林にあり            濃紫の袱紗に 桐製の香合 糸きれいに線彫り物
                          蓋を取らせていただくと お香が2種は入ってました

 西陣工房に立ち寄ると 大河ドラマ「篤姫」の大きな写真と着用の
 打掛生地が展示してありました
  この工房で織られたものだったんですね
  いい色目の織り反物でした

 
 ・ 源氏香組の図柄の金襴があり ピンク地だったので もう少し地味なが
   欲しく 
探す 探す・・・求めよさらば与えられん! あー 嬉しいありました。

・ 西陣織のお膝元 道端のお地蔵様も西陣織の涎掛けしておいででした
     
      お地蔵様 願いを叶えてくださり有難うございました

 西陣の地名は 応仁の乱西の大将 山名宗全の本陣があったので
   西陣とついたそうです  知らなかった 知る楽でーす

      温故知新  すべてに大満足した京都の2日間でした



源氏物語千年紀 錦織絵巻

2008年07月05日 | Weblog

 源氏物語錦織絵巻を見たいとの念願かない 
  京都相国寺へ妹とゆきました( 突然だったのに上手く日程があいラッキー!)
           
 加茂川河川敷を歩いて 斜めに京の町を通り相国寺へ
 掃き清められた境内 長い敷石の露地  心落ちつき 鑑賞の序曲です。
     
         山門はいて右手 承天閣への路

   朝一番の鑑賞のはずでしたがもうすでに 多くのお客様
   すいている第2:展示室を先にみましょう
   折りよく 織り元の係員の説明があり 質問も出来よかったです
  それから 第一展示室を拝見 もう一度 2室もみて
  将に綾錦を目のあたりにし 言葉もない位深い想いになりました
   後世に伝えるべき日本の匠の技  37年精魂傾けて 織り上げられた錦絵巻
      織物には糸偏の字(絣 縞 紬 などと)を書くのですが 
            「金」にも匹敵するくらいの値のある織物と言うことで 金偏を使い
   錦織りと呼ばれるそうです
   西陣織り・帯一本の下図絵が1万枚にたいし 
  この絵巻物は一巻で100万枚の下図絵があるそうです
  この作業を聞いただけでも 業の凄さが伺えます  
 源氏物語千年紀に お勉強でき 世紀の織物絵巻も拝見できてよかったです  
  見終えて外に出ると ずっしりと肩に何かおもみが乗った気がしました
 ・・・・ただ 詞書が読めればもっと楽しめたでしょうが 
     所々しか読めません ・・・・ザンネンです 
       
  言葉では尽くせないので 無駄文字は省きます
       “百聞は一見にしかず” 美しいです 
  ・ 同じ巻物を2巻つくり 一巻はフランスゴブラン織りのお陰でさかえた 
    西陣織り 技術提携へのお礼 献上だそうです  
          やっぱり日本人は律儀者です
  105歳で完成見ぬうちにご逝去 3月に無事完成をみて 
               披露と偉業を讃える展示になり拝見できた幸運に感謝です

   


 

  


夏の鱧会席

2008年07月04日 | Weblog

 何年かに一度 こんな素敵なご馳走におよばれです
          鱧づくし会席料理 
 
    前菜 カクテル盛り             刺し身の銀舟盛り合わせ
  鱧肝・浮き袋琥珀寄席         鯛 海老 カンパチ イカ 紅たで 菊

     
        席のすぐ窓際はこんな 風流なお庭
   
碗盛り 潮仕立て
            碓井豆腐 鱧葛打ち 鶯菜 じゅんさい
        
              冷やし炊き合わせ
       鱧の子 楓冬瓜 里芋 おくら 針人参 白芋茎 吉野葛餡
 
   鱧と賀茂茄子のオランデーズソース焼
            
           鱧しゃぶ 淡路産鱧 玉ねぎ 京水菜 生湯葉 すだち
 
  鱧切り落とし 蓮芋 キンギョソウ 桜桃 梅ソース
  祇園祭りすし 赤だし 結び湯葉
   鱧寿司 花茗荷                           なめこ ミツバ

 さすがに デザートは鱧素材ではなく季節の果物&ケーキ
        
         もうお腹一杯!・・・ と言いながら別腹よ~ン 
  
    う~ん おいしかった 何も言うことなし!! ご馳走様でした 


祇園祭

2008年07月03日 | Weblog

 京都特有の蒸し暑さ 
 祇園祭(7月1日~31日)が始まっていました 街中は提灯が飾られ
 ・  今日は山鉾巡行の順番の抽選会・ お稚児さんのお払い式などが
     あったそうです

 ・ 商家の店先 個人宅の玄関先 中庭には その家のお宝が飾られていて
  道行く人に 一般公開   辻のそこここから コンチチキチンの鉦の音
  楽しい京散策です
  
 ・ 錦市場を通って 笹舟に入った葛小豆を店の床机で腰掛けて食べ
  懐かしい関西の食材あれこれに 子供の頃の夏の食べ物に花咲かせました
           底までも食いしん坊!! ばんざい!
 格調高い扇庵
  皇后様と黒田清子様のお買いあげのお店 扇屋さんの店先
   京扇子のセンスのよさ!!  暫く足止めて見入りました
  黒塗りの高級車が止まり 紳士がお店の中へ・・・とても付いて入れません
  ミーハーオバさん2人 店先で固唾を呑んでおみおくり 
      
      真ん中は 即位式の須美段の絵がら   右端は投扇遊びお道具

・ 広島での京都展では毎年行く  はし本嵩本堂のお店の前
  思わず 「ここが本店!」と立ち寄り   シャレた品に目移り・・・
  木版画で夏向きの 封筒と便箋セットを記念に買いました
     
    
   暑いので 加茂川の川原を歩いて丸太町そばの 今宵の宿へ
     川風が心地いい   もうすぐ 鱧会席の夕食でーす  
        


友人のキルトアート展

2008年07月03日 | Weblog
 学生時代の友人から 「キルトアートの展覧会」の案内を貰い
 神戸北野へ行って来ました
 
 神戸北野界隈は外国人居留地として有名ですが
 阪神大震災以後 すっかり様変わりし マンション群
 小学校も統廃合され 廃校後は「北野工房のまち」として利用されていました
 
  作品は 立派なタペストリーや大きなベッドカバーなど展示されていました
  細かい手仕事と センスのいい配色 奇抜なアイデアの作風
  それぞれの個性があってよかったです
     若い頃から手仕事好きの彼女 学生時代からずーっと続けてきてよかったと。
   まさに  継続は力なりと感じ入りました

 神戸から 甲子園にでて 妹と落ち合い墓参り
 暑い中で草取りし 墓石を洗い 打ち水をしてすっきり
 春のお彼岸以来4ヶ月ぶりのお墓まいり  
 2人で 両親の思い出話だどして 心穏やかになりました・

  甲子園球場の傍なので 球場の蔦はどうなったかなー
  部分的に改修工事がなされ 写真による蔦の写真幕が張り廻らされてました
  まだ暫くかかりそうです
  
    球場傍のパン屋さんで 好きなパンを買い、妹の家で女2人軽いランチ!
    夕餉には 「京の鱧料理」に招待されているので ルンルンです
    広島出る時は雨でしたが 運よく  むし暑い!!

TSS教養講座  ⑫ 遠野物語の世界

2008年07月01日 | Weblog

 【遠野物語】柳田邦男の世界
  卒業論文で遠野物語をテーマにし それ以来、柳田邦男の研究が
  ライフワークになった先生が本日の講師 
 物語の舞台は
   岩手県花巻市と釜石市の中ほどにある 遠野地方に伝わる言い伝えを
   柳田邦男が聞き語りを短編集119にまとめ 明治43年に出版
                     数字は何度も復習あり
 本文(今回は38節)を学習
   あらすじ・・・・・
   小友村の分限者が 酒の席の帰りに 御犬(狼)の鳴き声を真似ると
   狼が後を追ってきて 夜中吼えていた   
   朝になると 馬屋の馬がみな狼に食い殺されていた
   それ以後 この家の経済が傾いていった・・・・ 
                                   下線はキーポイント
  この文が意味する物
   人ともの(狼)が共存し 人以外のものを汚した傲慢さ 謙虚さを
   失った者への報復・・・・罰が当たった  
         一般庶民の生活をさぐる民族学の原点

   ・民俗学・・・庶民の生活を書いたもので資料がないために学問として
          通用しなかった
   ・歴史学・・・上流生活の記録が資料として残っているので学問になり
           学校授業に登場した

  遠野物語の119編は 日本人の思考の原点であると話されました
  先生は 40年間の教師生活
  今日は高校時代の国語の時間そっくり
     先生からの質問あり 学生の朗読あり くりかえしの話し方。
  ポイントは下線を引かせ キーポイントはマーク
  教訓的小説は 現代社会が失っている生きることへの謙虚さを
  教えてくださいました 

 午後のパソコン教室
  暑中見舞い葉書作成<o:p> 
     折角作成したのでコピーで投稿使用と試みましたが
        ブログ上には記載できない 
     使用ソフトが違っているのでしょう
     涼しそうなのが出来たのに ザンネン

 今日から7月 パソコンの席替えあり  最後列に移動
 だんだん先生の声が遠ーくなる一方で助手先生には一番近くなって安心
 よく手順間違えるので  発信 Help! 有難うございました