久しぶりにあう ペンフレンド・・・・ ご無沙汰を詫びると
ベッドから手を上げて「やァー 遠いのによく来てくれましたね」
大腸がん手術は成功 まさかの麻酔ミスで下半身麻痺
車椅子に移ることも 寝返りも打てない状態
世のため人のために働いて 律儀なこの方が何でこんな難儀に・・・
それでも明治の人は強い!
ベッドテーブルには 辞書 歳時記ハードカバーの本が2冊 色鉛筆
勉強家です
「悔やんでいても仕方ないけど 家に帰っても生活できない悔しさ
この部屋 3畳が終の棲家? 」と苦笑の彼 お見舞いの言葉もない私
持参した絵葉書ファイルは喜んでくださった
「しばらく貸してくださいね・・・ あーよく歩いてたんだー
う~ん なかなか よく描けてるね!」
明るく笑われてほっとし 病院を出た。
病院前にある 地球儀? まるで筋雲が絡んだようなボールモニュメント
秋の空です
「早くよくなってくださいね」の常套句も通用しない辛いお見舞いでした
また 絵葉書送ってあげましょう