道すがら

私の歩む道すがら出合った
“これいいなー”を
アップしてみました

TSS教養講座  ⑫ 遠野物語の世界

2008年07月01日 | Weblog

 【遠野物語】柳田邦男の世界
  卒業論文で遠野物語をテーマにし それ以来、柳田邦男の研究が
  ライフワークになった先生が本日の講師 
 物語の舞台は
   岩手県花巻市と釜石市の中ほどにある 遠野地方に伝わる言い伝えを
   柳田邦男が聞き語りを短編集119にまとめ 明治43年に出版
                     数字は何度も復習あり
 本文(今回は38節)を学習
   あらすじ・・・・・
   小友村の分限者が 酒の席の帰りに 御犬(狼)の鳴き声を真似ると
   狼が後を追ってきて 夜中吼えていた   
   朝になると 馬屋の馬がみな狼に食い殺されていた
   それ以後 この家の経済が傾いていった・・・・ 
                                   下線はキーポイント
  この文が意味する物
   人ともの(狼)が共存し 人以外のものを汚した傲慢さ 謙虚さを
   失った者への報復・・・・罰が当たった  
         一般庶民の生活をさぐる民族学の原点

   ・民俗学・・・庶民の生活を書いたもので資料がないために学問として
          通用しなかった
   ・歴史学・・・上流生活の記録が資料として残っているので学問になり
           学校授業に登場した

  遠野物語の119編は 日本人の思考の原点であると話されました
  先生は 40年間の教師生活
  今日は高校時代の国語の時間そっくり
     先生からの質問あり 学生の朗読あり くりかえしの話し方。
  ポイントは下線を引かせ キーポイントはマーク
  教訓的小説は 現代社会が失っている生きることへの謙虚さを
  教えてくださいました 

 午後のパソコン教室
  暑中見舞い葉書作成<o:p> 
     折角作成したのでコピーで投稿使用と試みましたが
        ブログ上には記載できない 
     使用ソフトが違っているのでしょう
     涼しそうなのが出来たのに ザンネン

 今日から7月 パソコンの席替えあり  最後列に移動
 だんだん先生の声が遠ーくなる一方で助手先生には一番近くなって安心
 よく手順間違えるので  発信 Help! 有難うございました