空知の冬景色

前回の記事にも記しましたが 札沼線の終着駅新十津川へは1日3往復しか列車がありません
朝 昼 夜にそれぞれ1往復ずつです
したがって乗り鉄するには行った列車でそのまま折り返すのが最も合理的ですが
同じ列車に乗って 同じ経路を戻るのは ちょっと芸が無く面白味に欠けると思い
少し変わった方法で行くこととしました

地図を見るとよく分かるのですが 札沼線は札幌から見て石狩平野の西側を北進します
一方函館本線は石狩平野の東側を北進します
両線は石狩川を挟んで並んで走っていて 石狩平野が狭まるにつれて徐々に接近してきます
その結果 札沼線の新十津川駅と函館本線の滝川駅との距離は直線で2.5kmほどになります
実際の道程は4km少しありますが 1時間ほどで歩ける距離です
というわけで 往きは函館本線で滝川駅まで行き そこから新十津川駅まで歩き札沼線で帰ることとしました
問題はお天気です
冬の北海道ですので吹雪にでもなれば歩くのは困難ですが 幸いにも青空が広がり 風も無く穏やかなお天気でした
それでも内陸部の冷え込みは厳しく 気温は-10℃ほど 日差しの中を歩いていると それほど寒さを感じませんが
手袋を外すとカメラを持つ手は感覚が無くなってきます
4kmの道程の途中には石狩川とその支流の徳富川を渡りますが 石狩川は一部が凍結し流氷のような状態になっていました


1 国道451号線石狩川橋


2 石狩川


3 徳富川


4 徳富川河川敷


5 新十津川駅



〔K-3Ⅱ/16-85mmF3.5-5.6ED DC WR〕

【撮影カメラについて】
昨年の夏からペンタックスK-3Ⅱを使用しています
どちらかと言えばマイナーですが このカメラを選んだ最大の理由は優れた耐候性です
ボディ レンズともに防塵防滴仕様 耐寒性能は-10℃から保証されています
防塵防滴は最近では特に珍しくありませんが -10℃での動作保証は貴重な存在です
こうした性能が冬の北海道ではとても心強く 安心して屋外に持ち出すことができます
ほかにも機能満載で すべてを使いこなせているわけでは無いので詳しいコメントは控えますが
タフネスで使いやすいカメラです
なお以前から使用してきたα6000もまだ愛用しており
こちらはミラーレスで小型軽量の長所を活かして通勤鞄に入れて持ち歩いたりしています



コメント ( 0 ) | Trackback (  )