思うがままに

Step by Step

キッチン~3人のレシピ~

2010-11-10 | 映画・ドラマ

2009年

amazonより
豪華キャストと新鋭女流監督によって、穏やかで優しい日々と愛することについて、繊細でリアルな描写が心に深く刻み込まれる“大人”の“秘密”のラブストーリー

天使のように純粋無垢なモレ(シン・ミナ)は年上のサンイン(キム・テウ)と結婚して1年。
お兄さんのようなサンインのことが大好きで、趣味の絵を活かした日傘のお店を営みながら甘い新婚生活を楽しんでいる。
しかしある日、モレは開館時間外にこっそり忍び込んだ現代アートの展示会で、不思議な青年・ドゥレ(チュ・ジフン)と出会う。
隠れた窓際で距離が近づきすぎた二人。
眩しい陽射しに理性は遮られ・・・。
レストランを開こうとしているサンインに料理を教える為、パリから腕のいいシェフがやってきた。
2人の家に住み込むことになったそのシェフは、モレが出会ってしまったドゥレだった。
3人の奇妙な共同生活が始まり、やがてモレはいけないと思いながらも自由奔放で魅力的な彼に惹かれていってしまう・・・。
輝く太陽の光と、美しい緑、おいしい料理と感情に満ちたキッチン。3人だけの愛のレシピ――。


韓国ドラマ「美しき日々」のミンジ(シン・ミナ)のイメージが私の中に焼きついてしまって素直に観られない
それにサンイン(キム・テウ)のオーラを感じさせない希薄な存在感に映画全体がもやーとした気分にさせる
加えて、ドゥレ(チュ・ジフン)の設定も中途半端なような感じ
奇妙な三角関係は最後まで「なんのこっちゃ・・・」
爽やかな映画創りには好感が持てるが、良かったのは陶芸展でのモレとドゥレの出会いの部分だけ

アンティーク ~西洋骨董洋菓子店~

2010-11-10 | 映画・ドラマ

2008年

amazonより
170万部セールスのよしながふみ原作コミックが韓国で鮮やかに映画化!

小さな町にひっそり佇む、洋菓子店‘アンティーク’。
極上のスウィーツと、4人の美しい男たち。そして、謎の誘拐事件・・・。
甘いケーキに秘められた、ミステリーが溢れ出す…。

甘いものが苦手なジニョク(チュ・ジフン)は、会社を辞めて‘女性客が多い’という理由で洋菓子店を開く。
パティシエとなったのは、とびきり腕がいいにも関わらず働く店ごとに恋愛トラブルを起こしてしまう‘魔性のゲイ’ソヌ(キム・ジェウク)。
元ボクサーで甘いものに目がないギボム(ユ・アイン)や、ジニョクの幼なじみのスヨン(チェ・ジホ)も加わり、‘アンティーク’での毎日が始まる。
多くの人が極上のスイーツと美しい男たちに魅了されてゆく中、町では連続誘拐事件が発生する。
そして次第にジニョクの隠された過去が明らかになり始め、幼い頃の悲しい記憶が蘇える・・・。


既に観てしまった妻曰く 「あんまり面白くなかった」
で、私もその言葉を鵜のみにせず見ることに
韓国ドラマ/魔王で知ったチュ・ジフンは存在感たっぷりで私好みの俳優
この映画でもその魅力を存分に醸し出しているし、キム・ジェウクも可愛い顔と演技にも好感が持てる
ユ・アンもチェ・ジホも脇役として申し分ない
前半のミュージカル仕立てのシーン、後半のミステリーじみたスリリングなシーンも日本映画では殆ど観られないリズミカルさで観る者を引きつける
日本映画と韓国映画のレベルの違いは意外と大きいようだ

私は妻と違って「結構面白かった!」

追想

2010-11-10 | 映画・ドラマ

1975年

WOWOWより
第2次大戦中、妻子を惨殺された主人公(P・ノワレ)は、憎きナチスたちを相手にたった1人で復讐を開始。
後の「イングロリアス・バスターズ」に影響を与えた戦争ドラマ。

ナチスドイツ占領下のフランスで、愛する妻子が惨殺されたことを知った主人公。
怒りの炎で燃えあがった彼が、今は亡き妻や娘とのこよない思い出を追想しつつ、憎きナチスの連中を相手にたった1人で壮絶な復讐劇を繰り広げていくさまを、「冒険者たち」のR・アンリコ監督が鮮烈なタッチで描写(火炎放射を浴びて悲惨な最期を遂げるR・シュナイダーの姿が何ともショッキング!)。
本国フランスでは大ヒットし、その年のセザール賞では9部門ものノミネートを受け、作品賞・主演男優賞・音楽賞の3部門を受賞した。


もう35年前の反戦映画
ロミー・シュナイダーの微笑んだ横顔が堪らなく美しい!
こんな綺麗な人だったのか・・・
ただただ うっとりとしてしまう
そんな妻と娘をもドイツ軍に殺されたのだから私だって鬼と化して復讐するだろう
そして、たったひとりで復讐を果たしながらも、彼女との想い出を時を遡りながら追想する主人公が痛々しい
ファーストシーンとラストシーン
犬とともに3人で田舎道を自転車で走る
そんな些細な幸せを奪う戦争とはいったい何なのか?

キル・ビル Vol.2

2010-11-10 | 映画・ドラマ

2004年

amazonより
残る標的はあと3人。
テキサスで第三の標的バドに対峙したザ・ブライドは思わぬ反撃を喰らい、絶対絶命の窮地に。
死の恐怖に苛まれる彼女の脳裏に、カンフー師パイ・メイから受けた過酷な修業と教えが甦る・・・
苦境を脱したザ・ブライドは、宿敵のライバルであるエル・ドライバーとの肉弾対決も征し、いよいよ最後の標的ビルの元へ。
ビルのアジトに乗り込んだ彼女が目にした驚くべき秘密とは!?果たして復讐は成功するのか?
彼女の運命は?唸れ!必殺の五点掌爆心拳!!
マカロニ・ウェスタン×香港カンフーアクションのミクスチャー。
バイオレンスはさらに過激に盛り上がり、ユマ・サーマンがマイケル・マドセン、ダリル・ハンナ相手に壮絶なアクションを魅せる大ヒットバイオレンス・アクション第2弾。
ザ・ブライドの壮絶な復讐劇は遂に驚愕のクライマックスを迎える!


Vol.1の出来事は、ふむふむそう言うことだったのか
やっと分かってすっきりとした
Vol.1のチャンバラシーンが強烈だったことと、ユマ・サーマンが頑張った映画
まあ楽しめたけれど 疲れもした

キル・ビル Vol.1

2010-11-08 | 映画・ドラマ

2003年

amazonより
主人公ザ・ブライドは、エリート暗殺集団DiVAS(毒ヘビ暗殺団)の元一員。
組織から足を洗って幸せな生活をおくるはずだった結婚式当日に組織の裏切りにあい襲撃を受ける。
夫とお腹の子供までを一度に失ったものの九死に一生を得たブライドは、昏睡状態に陥るが4年後に奇跡的に目覚める。
そして、自分を裏切った組織のボス、ビルと昔の仲間たちへの復讐を開始する・・・
タランティーノの爆裂演出が冴え渡るバイオレンス・アクションの最強タイトル!黄色いトラックスーツで男たち相手に大立ち回り、雪庭で着物姿のルーシー・リューと修羅雪姫ばりのチャンバラなど、数々の名バトルシーンが花開く。
また、ユマ・サーマンを筆頭に人気キャストが総結集し、服部半蔵役に千葉真一などスミズミまで楽しめるキャスティングも話題に。


タランティーノの映画を初めて観たのが「パルプ・フィクション」で、映画に対して保守的な私には何が良いのか分からなかった
その後も彼の話題は色々上がったが、彼の映画を観た記憶がない
今回、WOWOWでタランティーノ特集があったのでこの「キル・ビル」を観た
初めから何が何だか分からない(Vol.2でその謎も明らかになるが・・・)
これがタランティーノの得意な手法なのかも知れないが、ストーリーが見え難いので戸惑ってしまう
そうは言っても、日本刀で切りまくるシーンは圧巻!
ユマ・サーマンがめちゃめちゃ格好いい!
うむー この後の展開はVol.2へか・・・・
それを観ないとすっきりしない。。。。

幸せのきずな

2010-11-08 | 映画・ドラマ

2008年

amazonより
僕だけじゃだめだ、みんなの力が必要なんだ。
正当な権利を求めて巨大企業と戦った男とその家族の真実の物語。
実際に米国で起こった実話を描く感動ドラマ。

1960年代のデトロイト。
6人の子持ちの大学教授ボブ・カーンズは、ある雨の日に画期的な自動車部品の発明を思いつく。
早速、親友を代理人に立てて有名自動車メーカーに試作品を見せたボブだったが、自分で会社を起こして部品を製作したいボブとメーカーの意見は食い違ってしまう。
そしてある日ボブが街で目にしたのは、彼の発明を使用した車だった!
この時から、ボブと家族は巨大企業を相手にした特許侵害訴訟の険しい道を歩いてゆくことになったのだった…。


間欠式ワイパーを巡って巨大企業であるフォードと元大学教授との法廷闘争にまで発展した実話に基づくシリアスドラマ
こういう映画は好き
主役は「恋愛小説家」で米アカデミー助演男優賞にノミネートされたほどの名優のグレック・キニア(この映画を観たけれどジャック・ニコルソンが強烈過ぎて彼を覚えていない)
好演を見せてくれるが、まわりの脇役陣がどうも存在感が薄く、邦題名の「幸せのきずな」にはちと遠い感じがする
wowowの「空飛ぶタイヤ」も、ある自動車メーカーと中小企業である一運送会社の社長との闘争を描いたものであったが、遥かに「空飛ぶタイヤ」の出来が上回る
「幸せのきずな」では、家族の苦悩がじっくり描き込めなかったのがその要因だろう
それでも、家族って良いもんだと思わせてくれる

この映画でフォードはとんでもないダーティーイメージを植え付けられたのでは?
2008年になってこんな映画を企画した意図は何だろう? って、不思議に思う
結局は『金儲けのためなら何をしても良いもんじゃない!』 と、企業倫理を叫びたいのか? 

薔薇の貴婦人

2010-11-08 | 映画・ドラマ

1984年

amazonより
時は16世紀半ば、イタリアはヴェネツィア。
同地を訪れた外国人ジュールズは、黒衣の未亡人アンジェラと想いが通じ合い、夜を共にする。
さらにもう一人の若き美女ヴァレリアもジュールズに惹かれ、彼と愛欲にまみれるのだった……。

イタリアの誇るセックス・シンボル、ラウラ・アントネッリが大作感溢れる中世のコスチューム・プレイでその妖艶な魅力を全開にするエロティックなドラマ。
「今のままでいて」同様、こちらも巨匠エンニオ・モリコーネが素晴らしい音楽を提供し、エロティックな官能ムードをさらに高めている。
ジュールズを演じるのはショーン・コネリーの息子のジェイソン・コネリー。


若き青年がショーン・コネリーの息子とは驚いた!
やはり種が良いと男前の息子ができるものだということを再認識させられた
それにしてもベネチアって良い処
私も同じ目に合いたいものだ。。。。
エンニオ・モリコーネのどこかのパクリのようなメロディーが いい味を出している

カールじいさんの空飛ぶ家

2010-11-08 | 映画・ドラマ

2009年

amazonより
カール・フレドリクセンは78歳のおじいさん。
風船売りの仕事も引退し、亡き妻エリーとの思い出が詰まった家で、一人きりで暮らしていた。
ある日、カールはトラブルを起こし、老人ホームに強制収容されることに。
その時、彼はエリーとの「いつか南米を冒険しよう」という約束を果たすため、人生最初で最後の冒険の旅に出ることを決意する。
そして、大切な我が家に無数の風船をつけて、家ごと旅立った。
目指すは南米の秘境、伝説の場所、パラダイスの滝!
苦々しいこれまでの生活からようやく離れられ、久しぶりに穏やかな表情を取り戻したカールだったが、空を飛んでいる家の外からドアをノックする音が。
空けてみるとそこには「お年寄りお手伝いバッジ」を手に入れて自然探検隊員のランクアップを目指す少年ラッセルがいた。
やっかいなことになった、と思いながらも、カールはパラダイスの滝を目指す。
思いもよらぬ運命が待ち続けているとも知らずに・・・。

第82回米アカデミー
・受賞:長編アニメーション賞、作曲賞(ドラマ)
・ノミネート:作品賞、脚本賞、音響効果賞


序盤のカールとエリーの出会いから結婚、日常生活、老後、そしてエリーの死に至るシーンが物凄く良い味を出している
どんな素敵な映画なんだろうと期待を抱かせる
でも、家が空を飛んでから(引きずり回されて?から)はガラっと映画スタイルが変わってしまった
面白いと言えば面白いし考えさせるところもあって決して悪くはないのだが、どうもぐっとこない
それに冒険家のあの爺さんを死なせてはダメ
怪鳥のケヴィンを生け捕りにして連れて帰ろうとする悪者の設定だが、子供も見るアニメで人を安易に死なせてはダメ!
あの冒険家も何とか改心させて、みんなハッピーエンドになるようにしなくちゃ
カールじいさんのランボー?ダイハード?のようなアクションシーンも無理があるし、家が滝の上にちゃんと着地していた、というシーンも なぜか 無理やりのやらせっぽく見えて全く微笑ましくもない

「カールじいさんの空飛ぶ家」というよりも『カールじいさんに引きずり回された家』 と いうところか?

私的には先日観た「ボルト」の方がずっと良かった。。。
この映画にあんな変な犬よりボルトが出ていればもっと凄い映画になっていたかもしれない

ミキサー購入

2010-11-08 | 家電

もうかなり前に妻が買ったミルサー
中身が共廻りするし回転ジョイント部の強度に難があるということで、ちゃんとしたミキサーを購入することに

近くのヤマダ電気で色んなメーカーを物色してみる
全般的にパナソニックの製品が一番メンテし易いし安定感もあった
それと、蓋ロックがあって、その取り外しも一番簡単だったのもポイントになった
その中で一番安い「ファイバーミキサー MX-X38」を選択

早速、原観光リンゴ園で買って来た不良品のようなちっちゃなものでリンゴジュースを作ってみる
充分!
ミルサーと比べたら雲泥の差がある

ちょっと気になったのは取手が少し太いことぐらい

ボルト(日本語版)

2010-11-07 | 映画・ドラマ

2008年

amazonより
ボルトは、驚異のスーパーパワーで少女ペニーを守る使命を負ったスーパー・ドッグ。
人気TVドラマのヒーローであるボルトは、ドラマの世界を現実だと信じ込んでいる。
ある日、ドラマの中でさらわれてしまったペニーを助けようと、生まれて初めてスタジオの外に出たボルト。
ノラ猫のミトンズやハムスターのライノに出会い、とうとう衝撃の真実を知る・・・。
それでも最愛のペニーとの心の絆を信じ続け、ボルトは仲間と共にペニーとの再会を目指して冒険の旅に出る。


子犬の頃のボルトがとても愛らしい
噛んだらキュキュとなるニンジンとじゃれながら遊んでいるとペニーに気に入られる
5年後、TVドラマのスーパードッグとしてヒーローになったボルト
スタジオとボルト専用の部屋の中での毎日
いつも敵からペニーを守るために神経を集中するボルト
ドラマが現実の世界だと思い込むボルト
それが、ちょっと可哀想でもあり、いじらしい
一話完結のはずのドラマが次週へ続くことになり、ペニーは悪者にさらわれたまま
ボルトは居てもたってもいられない
ふとしたことから梱包の中に入ってしまい、ハリウッドから遠くの街へ運ばれて行ってしまった
その過程で現実はスーパードッグでなかったことを思い知るボルトが、「トイストーリー」のバズ・ライトイヤーとダブってしまって胸が痛くなる
それでもペニーを救いだすために猫のミトンズとハムスターと一緒になってハリウッドを目指す
この辺りが痛快!
ミトンズは別として、ハムスターは足手まといになると思っていたが、どっこい結構活躍するのには驚いた
3羽の鳩もユニーク
最後のスーパーボイスの扱いも秀逸!
犬は決して主人として信頼する人間を裏切らない
犬好きの人が観たら涙がどどーっと流れてしまうだろう
良く出来たアニメだった

ところで、あのハムスターは最後までボルトがスーパードッグだと信じて疑わなかったのでは? と、思うと ふふっと笑みがこぼれてしまう