スピーカーの塗装

ビクターのSX-3Ⅱ
買った頃は綺麗だった・・・
このスピーカーは神戸に来てから、寮の近所の電気屋さんで安く買ったものだ
幾らしたのか忘れてしまったけれど、当時の給料からすると大きな出費だったことにはかわりない

その後、経年変化は当然のことながら引っ越しや部屋の模様替えでの傷やタバコのヤニですっかりくたびれた物に変わり果ててしまった
音も同じく
特に高音の切れが悪くなったように思う
でも、このスピーカーは私の青春そのもので捨てるわけにもいかない　　いや捨てたくないスピーカーでもある

そこで、姿だけでも少しはエレガントにしてあげようと塗装することにした
ネットで色々調べ上げて「着色ニス仕上げ」の方向で着手した


■5月27日
先ず、ウーハーとツィーターを外す作業


エッジ部分は埃が堆積　→　掃除機で吸い取ってやる


ツィーターというものはウーハーより重いということを初めて知った


取り外し完了


表面をサンドペーパーで研磨　　これ、結構疲れる作業だ


■5月31日
ホームセンターで和信ペイント/油性ニス(270ml)、オールナットを購入
この色で良さそうな気がしたのだが・・・


塗装1回目
染みが目立ってしまう！　いや染みが消えない
オールナットではダメ？？


何度か塗れば染みが消えるのではと考えたが、塗装2回目でも染みが消えそうにない　


塗装中断！


■6月01日
オールナットより濃い色のものということで急遽マホガニーへ変更
またホームセンターに走る


色の違いを確認
手前がオールナット　奥がマホガニー
マホガニーにしたことによって染みが隠れそうだ


3面同時に塗ったためか垂直面の部分に垂が発生！
年輪のようにも思えるか？？


立てて放置しているとマスキングテープ部にも垂が発生！　困ったものだ



■6月03日
着色ニスを塗っては#400のサンドペーパーで擦り、塗ってはこすりの繰り返し
オールナット2回とマホガニー3回の計5回塗り重ねた結果はこんな感じ
もっと綺麗に仕上げたかったら最後はスプレー仕上げが良いらしいが、そこまで金を掛けるのも勿体ないのでここで終了
（ホントはもう１回塗りたかったが疲れた・・・）


染みは殆ど見分けがつかない
以前の白木の物よりぐっと高級感が増したような気がする

さて、これをあの購入希望のセカンドハウスに持ち込みたいのだが、なかなかすんなりとは進んで行かない・・・・