思うがままに

Step by Step

和布山~テレビ塔山へ

2011-01-08 | 山登り・ハイキング
金城山に登った時に西に見える山々の和布山~テレビ塔山を登る
下山ルートは、以前途中で引き返した谷を南下して金城池を目指すことにした

テレビ塔山でひとりの男性と会う
この辺りの山塊で人と会うのはまだ3人目
彼は西脇の『へその湯』で働いていると言っていた
11月頃からこっちに来て、休み時間になると何度もこの山に登っているとのこと
そして、何度も山に登ったけれど、ここで人と会うのは私が初めてだったらしい
私はここで昼食を取りながら彼と色んな話をした
たったひとりで山を眺めながら食事をするのがいつもの楽しみだったが、彼と長話をするのも楽しいひとときだった

話の中で、高島町からテレビ塔山へのルートはシダ藪がひどかったらしい
それで鋏でルートを整備したと言っていた
そのルートを私も下ったわけだが、きれいに整備されていたので驚いた
かなりの労力を要したものと思うが大したもんだ

山に登る度、そのルートが整備されていると人の善意を強く感じる
今回も改めて人の善意を感じた山歩きだった



車を長明寺の駐車場に停め参道を歩く


案内図の磨崖仏へ


磨崖仏を見ると、当尾の里や国東半島のことを思い出す


薄らと氷がはった頼政池 
これから登る山を眺める




登り口の場所に戸惑った
あっちこっちに遊歩道があるので、ちゃんとした道標があれば良いのに・・・と思った
ルートはもっと籔っぽいものと思っていたが、程よく整備されていた
ひもが幾つも巻かれていた
こんな狭い尾根道は迷いようがないと思うのだが・・・


今朝は冷え込んだ そのお陰で空気が澄んでいる






東に金城山




ピークの道標  西へは愛宕山へ尾根道が続く


辿って来た尾根道を振り返る


和布山山頂


歩きやすい尾根道


金城山


もうすぐテレビ塔山  これはNTTドコモの電波塔


北側にはテレビ塔


テレビ塔のところでふと人の気配を感じて驚く
滅多に人と会わないこの辺りの山塊
彼の方も驚いていたようだ

少し北に向かうと北側の眺望が開けた




東側のカラカサ山を眺めながら、男性と話をしながら昼食
風もなく小春日和のような陽気を感じながら、いつもの鍋焼きうどんとおにぎり二つを食べる


男性は先に下山した
私は彼からほぼ15分遅れで下山
北へ向かうルートは巡視路のように思われる


やがて、そのまま北へ向かう巡視路から分岐して若干西へ向かう踏み跡を見つけた
これが先ほどの彼が言っていたルートのようだ
電柱がこのルートと並行するように谷まで続いている


確かにシダ籔がある


ここのシダも刈りこんである
ホント 大変だっただろうなぁ


お陰さまで嫌な思いもせず谷まで下山できた


谷道に降り着くと彼が立っていた
「あのシダを全部刈り込んだんですか? 凄いですねぇ」と言うと ニヤッと笑っていた
「ぼくは、これから谷を登って行って金城池の方に出ます」
「前にそっちへ行ってみたけど行き止まりのような感じでしたよ」と言われたが「何とかなるでしょう」と言って別れた

そして『二の谷』を登って行く


荒れた林道は砂防ダムで無くなった


砂防ダムから登って行く沢を見る


杉の植林帯を通過


踏み跡が薄い急坂を枯葉に足を取られながらも駆け上がる


右往左往しながらも薄い踏み跡を辿る


鞍部に到着して  ホットする


金城山方向


テレビ塔山方向  "うろさん"はここを登って行かれたようだ


鞍部から金城池を目指して降りて行く
もっと籔を想像していたが、案外歩き易いので拍子抜け


森林浴のコース? そんな感じさえした




幅広の林道のような道に出会う
ここに黄テープを2か所巻いておいた


テープを巻いた所から金城池へ向かう
この道が地図に描かれている金城山へ向かう点線の道のようだ


いつか機会があれば、今度はこの道を金城山へ向かって歩いてみたい