思うがままに

Step by Step

パラサイト・バイティング 食人草

2010-10-27 | 映画・ドラマ

2008年

amazonより
メキシコでリゾートを無邪気に楽しむアメリカ人ティーン、ジェフ、エイミー、ステイシー、エリック。
4人は現地で知り合ったドイツ人青年マティアスとギリシャ人ディミトリに誘われ、マヤ遺跡の探検に向かうことに。
遺跡は蔦に覆われた小高い石造の神殿。
現地に着くと地元民が口々に何やら警告を発するが言葉が通じず戸惑ううちにいきなりディミトリが毒矢で殺されてしまう。
武装した地元民に包囲され、丘に追い込まれる4人とマティアス。
圏外のはずの丘で聞こえる携帯電話の着信音。
それは井戸の底から鳴っていた。
井戸の底で彼らが目にするのは、いくつもの死体と着信音のような<鳴き声>を上げる蔦だった。
触れた人間の体内に入り込み寄生する<肉食蔦>に侵されていく仲間たち。
医学生のジェフは即席の外科手術で摘出を試みるが・・・

怖いもの見たさについホラー映画を観たくなる
DreamWorksの映画だから、そんな駄作ではないだろう? と ちょっと期待
食人草はCGを使ったらもっと緊張感が出たのかも知れないが、演技陣が結構しっかりとしていて観る者を狂気の深みに誘ってくれて見応え充分
脱走したひとりの女性 その後に救援に向かう二人の男性
また、同じ目にあうのに・・・
そんなラストシーンはホラーものにはつきものだけど
安堵させておいて、また始まろうとする狂気
まあ、面白かった

レイチェルの結婚

2010-10-27 | 映画・ドラマ

2008年

amazonより
依存症リハビリ施設の入退院を何度も繰り返しているキムが、姉レイチェルの結婚式に出席するため実家に戻って来る。
だがキムのささいな言動が、家族内の複雑な問題を浮き彫りにしてしまう。
結婚という人生最良の日に、心の痛みをぶつけ合い、緊張感に張り裂けそうになる一家。
だがそんな一人一人をつないでいたのは、見えない家族の絆だった…。

この映画でアン・ハサウェイは米アカデミー主演女優賞にノミネートされ、いわば彼女の代表作でもある
「プラダを着た悪魔」で彼女の大きな瞳にぞっこんとなり、「ブロークバック・マウンテン」での脱ぎっぷりにビックリし、「パッセンジャーズ」で演技力を再評価させられて益々好きになった
この映画では、幼い弟を交通事故で死なせてしまったことをずっと心に重く仕舞い込み、更に薬物中毒で入退院を繰り返す自分は家族の中では完全な異端児という設定を見事に好演している
ホームビデオのようなドキュメンタリータッチの映像も彼女の不安定な心境を重ね取りしたようでどんどん引き込まれて行く

久し振りにデブラ・ウィンガーを観た
「愛と青春の旅立ち」の彼女も、今はおばちゃんかぁ・・・