ベランダから見える広場の桜はすっかり紅葉している
ちょっと風があって寒そうだけど車でドライブしたい心境
昨年の今頃は? と自分のブログを覗いて見た
ああ!今日はさざんか祭りがある日だ!
そうそう、あのおじいさんが「毎年23日はさざんか祭りがあるからおいで」と言っていたのを思い出した
妻に「西方寺でさざんか祭りがあるから行こう!」と言うと「うん!」と快い返事が帰って来た
TIIDAとドライブするのもあと僅かな時間
出来るだけTIIDAと付き合っていたいという想いもある
でも、もう直ぐお別れ…
ナビを西方寺にセット、行きは妻の運転で
妻は運転している時はとても快活になり、助手席に座っても結構喋る
私は専ら聞き役だ
おしゃべりが収まったと思ったら直ぐ居眠りだ
ルームミラーに写る妻の寝顔 ああー何と表現していいのやら・・・・
西方寺に到着
駐車場は満杯状態
なにやら歌声が聴こえる
今年のさざんか祭りには歌手の華織さん(NHKの歌番組に出演したことがあるらしいが全く知らない)を迎えて演歌ショーのようだ
初めてのさざんか祭りだったわけだが、ちょっと私の思惑と外れてしまった
里の人々が作った自家製の炊き込みご飯やお餅が並んでいた
甘酒サービスの文字を見てそそくさとおばさんにお願いした
美味しい!!
その甘酒を持って華織さんの唄を聴いた
若い女性と握手するなんて何年振りのことか・・・
結構テレが入ってしまう!
境内のご神木であるさざんかの古木は今年も綺麗な花を咲かせていた
このあと和田寺のツブラジイの巨木を訪ねた
この辺りの山々は落葉樹が多く、今頃の季節になると山肌が黄色く染まる
真っ赤になる楓の紅葉より、どちらかと言えば自然な黄色味を帯びた紅葉が好きだ
そんな山々の紅葉を満喫しながら帰路を走った
昨年の今頃だったか、ツブラジイを見ようとこの和田寺を訪ねたことがあった
辺りを散策したがどこにあるのか分からなかった
今日は西方寺のサザンカ祭りのあと、もう一度和田寺を訪ねてみることにした
駐車場に車を停めて坂道を登って行くと左手に古木らしきものが見えた
それがツブラジイで郷土記念物の説明板も立っていた
昨年もここを歩いたのに何故分からなかったのだろうか?
ひょっとして背丈ほどの雑草が生えていて見分けがつかなかったのかも知れない
和田寺のツブラジイはツブラジイとして県一の巨木とのことで郷土記念物に指定され、幹周5.9m、推定樹齢720年と言われている
場所はこの辺り
なかなかの風格をもった古木だ
今年もさざんかの花が咲いた
古木の前にお供え物があった
今日はさざんか祭り
里の人々に愛され親しまれ来年もきっと美しい花をさかせてくれるだろう