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大卒の学歴 陳腐化 創論 注目このデータ 2012/1/29 3:30日本経済新聞 電子版

2012-01-29 07:54:30 | 日記
日本の大学進学率は一貫して上昇し続け、2009年に5割を超えた。企業は高学歴の学生を確保しやすくなったようにも映るが、実際には18歳人口が減り続けるなかで大学入学者が増えただけだ。
大卒の学歴は陳腐化し、企業の厳選採用に拍車をかけている。
文部科学省によると、18歳人口は1992年の205万人を直近のピークに減り11年は92年より4割少ない120万人。
同期間に大学入学者は54万人から61万人と1割強増えた。
一方で受け皿に当たる求人総数は景気の動向に左右され、優秀な人材を採ろうと採用基準を高く設ける企業も多い。
その結果、大卒者の就職率は上下している。
官僚や研究者なども養成する一部のトップ大学を除くと、国内にある多くの大学は世の中にビジネスパーソンを送り出す役割を担っている。
世界経済の一体化が進むなかで大企業はもとより、中堅・中小企業もグローバル競争に直面している。大学は企業が求める人材をいかに育てるかを問われている。
就職難を打開するためには就職支援などの対策はもちろん大事だが、キャリア教育も含めた抜本的な改革が不可欠だ。
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