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文系男子の志望企業、商社がトップ3 大手志向顕著 民間調査 2012/1/31 20:53日本経済新聞 電子版

2012-01-31 22:37:15 | 日記
就職情報会社のダイヤモンド・ビッグアンドリード(東京)は31日、2013年春に就職する大学生の人気企業ランキングを発表した。文系男子は三菱商事が6年連続1位でトップ3を商社が独占。
理系男子のトップは東芝で3年連続、文系女子は東京海上日動火災保険で2年ぶりに返り咲き、理系女子は3年連続で明治グループだった。
ダイヤモンド・ビッグアンドリードは「厳しい雇用情勢に加え、13年卒予定の大学生を対象とする企業の採用活動が前年より2カ月遅れで始まった影響もあり、安定を求め、業績のいい企業を選ぶ“大手安定志向”が例年より顕著に表れた」と分析している。
文系男子の2位は住友商事、3位は三井物産。伊藤忠商事が5位、丸紅が7位で、トップ10に商社5社が入り、メガバンクも上位に名を連ねた。
昨年11位の大和証券グループは16位、同13位の野村証券も17位に順位を下げた。
理系男子は日立製作所2位、ソニー4位など上位に電機メーカーが目立った。
昨年18位だった東日本旅客鉄道が9位に上昇、三菱重工業が11位に入るなどJRや重工業の人気復活が見られた。
文系女子は三菱東京UFJ銀行(2位)、みずほフィナンシャルグループ(4位)、三井住友銀行(5位)とメガバンクがトップ5に入った。理系女子は身近な製品を開発でき、不況に強いといわれる食品メーカーがトップ10に7社入った。

「内定ゲッター」・・・・2012/1/30付日本経済新聞 朝刊

2012-01-31 07:54:21 | 日記
就職活動で複数の会社から内定を手にする学生を「内定ゲッター」と呼ぶそうだ。
その一方で、卒業間際まで就職先探しに奔走する学生がいる。自己PRの書き方に面接の想定問答。
そうした型にはまった技術とは別の鍵が道を分ける。

▼近著「世代論のワナ」でそう説くのは人材育成コンサルタントの山本直人氏だ。鍵の一つが親。内定ゲッターや優秀な若手社員は皆、伸びやか。
その人柄は親が子に過度なダメ出し、つまり欠点の指摘をせず信頼して育てた結果だとみる。子を信じるには親に自信が要る。自信ある親から自信に満ちた子が巣立つ。

▼こうして目に見えない「自信の相続」が進行中だと山本氏。窮屈な環境で育った子には本来、大学3年生の1年間が逆転の好機だった。
研究、サークル運営、留学などにより自力で自信を身につけるのだ。
貴重な1年が近年は就活でつぶれ、入学時の自信の多寡が就職の明暗まで左右するようになったと分析する。

▼人材の流動化や多国籍化でコミュニケーション能力の高い社員を企業が求め始めた。
伸びやかな人が引く手あまたなのもそのためらしい。
そもそも若者が生き生きしていない社会の未来は暗い。
彼らが自分に自信を持てるよう、学校や職場は不要なダメ出しをやめて、「勝つ」体験を積ませてはどうだろう。
(12・1・30)