ゆるゆるつれづれ日記

旅・お笑い・法律・下ネタ?思いつくまま気の向くままの無責任ブログ。

資格学校…①

2007-05-30 23:06:18 | Weblog
資格学校もリストラの嵐です。
DAI-Xは再建のため営業譲渡され、元の経営会社は解散。伊藤塾も社労士講座を止め、東京校の校舎数を減らし、去年は水道橋校の規模を縮小し御茶ノ水に移転し、宅建もWeb講座に事実上なっている。LECもここ数年仙台駅前・津田沼・飯田橋・新宿駅前・名古屋栄・なんばが相次いで閉鎖となっている。辰巳も渋谷に校舎を開設し宅建と行政書士講座を始めたが、数年で閉鎖し、現在は既存校舎で司法書士講座を行っている。
今年に入って東京法経学院が民事再生法の適用を受け、ファンケルの池森名誉会長が100%出資する新会社に営業譲渡。そして、今日早稲田セミナーが大日本印刷の子会社に営業譲渡することが決定した。

現状維持なのが大原、拡大が続いているのがTAC。TACはここ2年で札幌・仙台・日吉を開校。東京本校は閉鎖しているものの渋谷校を開校しているので実質的には移転。今年も立川校を代ゼミの校舎の一つの跡を利用して開校したばかりだ。

大原・TACとWセミナー・LECの「差」の原因は後者は司法試験改革の影響を受けたこともあるが、まず、メインの講座以外を育ててきたか否かにあると思う。
大原・TACは簿記・FPはもちろん、会計系でありながら宅建や行政書士・公務員や社労士など受講期間が短い(単価は安い)が受講生が多い(市場は広い)講座も育ててきた。また、大原は中小企業診断士や専門学校を生かしホームヘルパー講座を、TACは証券アナリストや不動産鑑定士も育ててきた。
一方WセミナーやLECは司法書士では有名だが、他の資格は大原やTACに比べるとイマイチな感じがする。LECには土地家屋調査士講座があるが、東京法経学院のほうがメジャーな気がする。

ターゲットが社会人か学生かにもよるだろうが、リスク分散型の大原・TACに対し、一つに頼りすぎたのがWセミナーとLEC。


次に・・・続きは次回!