夕闇の中、ケンジントン宮殿の前の通路を急ぎ足で通り抜ける。
治安は良いとはいえ暗くなるとやっぱり恐い。
が、ゲートを出た所で道が分からなくなった。
右手はロシア大使館や「ケンジントンパレスガーデンズ」(←まんま)という超高級住宅街。こちらはガードマンが常駐していてケンジントン宮殿よりものものしい警備。
ということはこっちよね…と深く考えず左に出た。
が、何か雰囲気が違う。
あれ?あの小径はどこだったっけ??と思ったが、200メートルぐらい先には賑やかな道路が見えているし、まっいいやとずんずん進んだ。
だけどやっぱり雰囲気が…。
何か黒い防弾チョッキ(←死語?)を着た人がいるんですケド…。

…もしかしてここって…入っちゃいけなかった??
すると背後から抜群のタイミングで「Hey!」と呼び止められるような声が…!
ぎく。
あああああ~~ごめんなさいごめんなさい知らなかったんです~。
怪しいものでは決してありませんのでご勘弁を~っ!!
けれどあくまでも聞こえなかったかのようなフリをして黒い防護服を着たあんちゃんの横を何食わぬ顔でそそくさ~と通り過ぎた。
そのあんちゃんが持っていたのは機関銃…(!!)。ひえ~!
まっとうに生活していたら本物を見ることなんて日本ではない。
そのまま踏切の遮断機のようなゲートを横の隙間からくぐり……お咎めなし。
ほっ。
多分わたくしのようにふらふらと入り込む観光客は普段から一杯いるのだろう。
けれど今頃あの場にいた警察官たちは
「また馬鹿な日本人観光客が入り込んで来たぜ」
「全くあいつらはマヌケでお気楽な人種だな!HAHAHA!」
などと笑われているに違いない。
撃たれなくてよかったけど…。
でももっとじっくりあのあんちゃん見たかったなあ。(←腐女子魂)

↑
夕食はホテルへの帰り道チャーチ・ストリートの「Crispins」という赤いテントのお店で調達。
(大きい画像はこちらから)
レジにいたインド系の可愛い男の子が「Japanese?アリガトー」と言ってくれてニンマリ^^。

予定していたアフタヌーン・ティーと比べたらかな~り質素でわびしい(笑)夕食。コンビニのようなお店だったのだけど、あまり買いたいと思うものがなくて困った。チェリーヨーグルトにカレー味のフィリングが入った揚げパイみたいなもの??とミルクティー。パックの裏には4カ国語で「紅茶」と書いてありました。
揚げパイをかじりながら、旅行メモを書きながら、家ではつけないTVをつけっぱなしにして過ごす。
静かで広い部屋に一人きりでいると、何だか人の話し声が恋しい。
独り暮らしをしてる人ってこんな感じなのだろうか。
例えば自室に一人でいても家の中に常に誰かの気配がある家庭で育って、現在も暮らしている自分には、完全な一人きりの夜というものに慣れていない。
それに寒いわけではないのに、ヒースローエクスプレスの中で感じたあの妙な震えがまた出てきてしまった。
今思うと、このときの自分はかなり心細くなっていたのだと思う。
食欲もなかったから早めにホテルへ帰ることを優先してしまったけど、やっぱりイタリアン(途中にあった)やパブにでも挑戦してお店の賑やかな空気と興奮を持ち帰ってくれば良かった。
疲れてるんだから、あ~ヤレヤレとベッドにごろんと寝転がってくつろげばいいのに、それができない。
そうなると今度は(全く笑い話のようであるが)ベッドの横に置いてあるアンティークの大きな三面鏡が気になり出した。

合わせ鏡は霊の通り道…そんな言葉まで思い出してしまうと、もう落ち着かない。
何てったってここはゴーストの本場(←?)。
古い家ほど高値が付き、それに幽霊が出るという付加価値が加われば家はもっと高値になるという霊を優遇している国なのだ。
気になるなら閉じちゃえばいいんだと左右の鏡を動かすけど、古いせいか動かない。
仕様がないのでバスタオルを鏡の上に掛けて目隠しし、鏡と離れた窓側のベッドの上で夜を過ごした。
…今思い返してみても勿体ない阿呆ぶりである。
せっかくのヴィクトリア~ンなホテルに泊まっておきながら、どうしてそれを満喫することが出来なかったのか…><。
全く自分の小心者ぶりに呆れてしまった。

朝食は地下にある食堂で。この階段を下りま~す。

7時半の予約でわたくしが一番乗り。空いているからツインの部屋をもらえたのかと思っていたけれど、テーブルは全てセッティングしてありました。わたくしの席は一番中央。早く食べて早く出掛けようと思っていたのに、まだ外は真っ暗…。

朝食はフル・イングリッシュと聞いていたけど実際にはメニューがあり好きな物をチョイスするようになっていました(沢山出しても残されたら勿体ないものね)。初の英国ソーセージにチャレンジ!英国のソーセージはドイツ風のぱりっとした日本のものとは違い、柔らかくてべちゃっとしてる…などなど評判を聞いていたので恐る恐る一口…(やっこちゃんは好きだったと言っていたけど…)あら!美味しいじゃない!全然べちゃっとしてないよ~。細長いハンバーグのようでした^^。
さあ!今日こそピーターパンを見つけるのだ~!
治安は良いとはいえ暗くなるとやっぱり恐い。
が、ゲートを出た所で道が分からなくなった。
右手はロシア大使館や「ケンジントンパレスガーデンズ」(←まんま)という超高級住宅街。こちらはガードマンが常駐していてケンジントン宮殿よりものものしい警備。
ということはこっちよね…と深く考えず左に出た。
が、何か雰囲気が違う。
あれ?あの小径はどこだったっけ??と思ったが、200メートルぐらい先には賑やかな道路が見えているし、まっいいやとずんずん進んだ。
だけどやっぱり雰囲気が…。
何か黒い防弾チョッキ(←死語?)を着た人がいるんですケド…。

…もしかしてここって…入っちゃいけなかった??
すると背後から抜群のタイミングで「Hey!」と呼び止められるような声が…!
ぎく。
あああああ~~ごめんなさいごめんなさい知らなかったんです~。
怪しいものでは決してありませんのでご勘弁を~っ!!
けれどあくまでも聞こえなかったかのようなフリをして黒い防護服を着たあんちゃんの横を何食わぬ顔でそそくさ~と通り過ぎた。
そのあんちゃんが持っていたのは機関銃…(!!)。ひえ~!
まっとうに生活していたら本物を見ることなんて日本ではない。
そのまま踏切の遮断機のようなゲートを横の隙間からくぐり……お咎めなし。
ほっ。
多分わたくしのようにふらふらと入り込む観光客は普段から一杯いるのだろう。
けれど今頃あの場にいた警察官たちは
「また馬鹿な日本人観光客が入り込んで来たぜ」
「全くあいつらはマヌケでお気楽な人種だな!HAHAHA!」
などと笑われているに違いない。
撃たれなくてよかったけど…。
でももっとじっくりあのあんちゃん見たかったなあ。(←腐女子魂)

↑
夕食はホテルへの帰り道チャーチ・ストリートの「Crispins」という赤いテントのお店で調達。
(大きい画像はこちらから)
レジにいたインド系の可愛い男の子が「Japanese?アリガトー」と言ってくれてニンマリ^^。

予定していたアフタヌーン・ティーと比べたらかな~り質素でわびしい(笑)夕食。コンビニのようなお店だったのだけど、あまり買いたいと思うものがなくて困った。チェリーヨーグルトにカレー味のフィリングが入った揚げパイみたいなもの??とミルクティー。パックの裏には4カ国語で「紅茶」と書いてありました。
揚げパイをかじりながら、旅行メモを書きながら、家ではつけないTVをつけっぱなしにして過ごす。
静かで広い部屋に一人きりでいると、何だか人の話し声が恋しい。
独り暮らしをしてる人ってこんな感じなのだろうか。
例えば自室に一人でいても家の中に常に誰かの気配がある家庭で育って、現在も暮らしている自分には、完全な一人きりの夜というものに慣れていない。
それに寒いわけではないのに、ヒースローエクスプレスの中で感じたあの妙な震えがまた出てきてしまった。
今思うと、このときの自分はかなり心細くなっていたのだと思う。
食欲もなかったから早めにホテルへ帰ることを優先してしまったけど、やっぱりイタリアン(途中にあった)やパブにでも挑戦してお店の賑やかな空気と興奮を持ち帰ってくれば良かった。
疲れてるんだから、あ~ヤレヤレとベッドにごろんと寝転がってくつろげばいいのに、それができない。
そうなると今度は(全く笑い話のようであるが)ベッドの横に置いてあるアンティークの大きな三面鏡が気になり出した。

合わせ鏡は霊の通り道…そんな言葉まで思い出してしまうと、もう落ち着かない。
何てったってここはゴーストの本場(←?)。
古い家ほど高値が付き、それに幽霊が出るという付加価値が加われば家はもっと高値になるという霊を優遇している国なのだ。
気になるなら閉じちゃえばいいんだと左右の鏡を動かすけど、古いせいか動かない。
仕様がないのでバスタオルを鏡の上に掛けて目隠しし、鏡と離れた窓側のベッドの上で夜を過ごした。
…今思い返してみても勿体ない阿呆ぶりである。
せっかくのヴィクトリア~ンなホテルに泊まっておきながら、どうしてそれを満喫することが出来なかったのか…><。
全く自分の小心者ぶりに呆れてしまった。

朝食は地下にある食堂で。この階段を下りま~す。

7時半の予約でわたくしが一番乗り。空いているからツインの部屋をもらえたのかと思っていたけれど、テーブルは全てセッティングしてありました。わたくしの席は一番中央。早く食べて早く出掛けようと思っていたのに、まだ外は真っ暗…。

朝食はフル・イングリッシュと聞いていたけど実際にはメニューがあり好きな物をチョイスするようになっていました(沢山出しても残されたら勿体ないものね)。初の英国ソーセージにチャレンジ!英国のソーセージはドイツ風のぱりっとした日本のものとは違い、柔らかくてべちゃっとしてる…などなど評判を聞いていたので恐る恐る一口…(やっこちゃんは好きだったと言っていたけど…)あら!美味しいじゃない!全然べちゃっとしてないよ~。細長いハンバーグのようでした^^。
さあ!今日こそピーターパンを見つけるのだ~!