2006年10月26日朝。
曇り空の下、VICARAGE HOTELを出発。
コロコロキャリーをがらがら鳴らしながらCHURCH STREETの石畳を下ってゆく。
目に映るケンジントンの風景を惜しみつつHigh Street Kensington駅へ。
わずか数分の道のりだけど、せめてこの風景を目に焼き付けて行こう…。
High Street Kensington駅から地下鉄に乗ってPaddington駅へ。
そしてヒースロー・エクスプレスに乗りこんだ。
一度経験済みなので順調順調。
ヒースロー空港の第3ターミナルへ…。
階段を上るとすぐにヴァージン・アトランティックのカウンターがあった。
ヴァージンのカウンター前は結構な混み具合。
少しずつ進む行列に並んでいると空港職員の女性が、
「ハモノ ハ モッテマセンカ?エキタイ ハ モッテマセンカ?」
と日本のパスポートを持って並んでいる人たち一人一人に日本語で確認を取っている。
うわあ~お疲れ様だあ。
ノーと答えるとセキュリティシールなるものをパスポートにぺたっと貼られた。
(しかしこのシール…きれいに剥がれなくて難儀した)
カウンターで受付してくれたちょいブラピ似のお兄ちゃんにトキメク。
通路側の席を取ってもらってチェックイン完了!
覚悟はしていたけど、手荷物検査は激混み長蛇の列。うへ~。
まさかまた駆け込みになるんじゃ…と嫌な予感が頭を掠める。
するとバーで仕切られたお向かいに並んでいた英国人のおばさんがパスポートを足元に落とした。
なのに隣の人とのお喋りに夢中で全く気付かないまま、自分で自分のパスポートを足で踏んづける始末。あああ。
危機管理能力が低いのは日本人だけじゃなかったの?
現地の人もこんなもんなの??
それともおばさんっていう人種は世界共通なのか?
でも確かにロンドンは想像していたよりもずっと治安が良かった。
こんなおばさんがいるのも平和な証拠でいいかもしれないな…。
しか~し!パスポートパスポート!落としてますよ~っ!バーのこちら側から必死のゼスチャー。
おばさんやっと気付いてパスポートを拾ってくれる。
ああ良かった。こちらの心臓に悪いざんす。
長~い行列を抜けて出国できたのはゲートクローズの20分前。
やっぱり、やっぱりね、ははは…は。
子供たちと友人へのおみやげ…まだなあんにも買ってない!!
ターミナル3の雑貨屋さんとハロッズを15分で襲撃~!
まだ10月なのに、スノードームのくまさんはすっかりクリスマス。
おみやげのリクエスト…娘からは可愛いもの。息子からはキーホルダー。何とかクリア?
あとはゲートを目指して走れ~っ!!
…最後の最後まで…><。
午後1時、ヴァージンアトランティックVS901機はヒースロー空港から飛び立った。
眼下を流れる蛇行するテムズ川。厚い厚い白い雲。
上昇気流に乗り、飛行機は一路日本へ…。
ヴァージンの機内でもらったお水。クリケットをしているところが何とも英国的^^。
わたくしの初海外粗忽旅行記もこれで最終回となりました。
当初は写真をメインにした手軽に読んでもらえるものを…と考えていたのですが、生来の書きもの好きの性なのか、気付けば何と57回も書き綴っていました。
約4ヶ月に渡り、コメントを寄せて下さった方、いつも読んで下さった方、検索で思いも掛けず訪れて下さった方…。
最後までお付き合いをして頂き、その全てが有り難く感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました。
由由さんのご本から始まったこの旅行記。
最後も由由さんのご本で終わりたいと思います。
「イギリスにたくさんのありがとう」
これは昨年の12月に出版された由由さんの最新刊です。
訪英歴20年の由由さんのイギリスに対する思いがぎゅっと詰まった集大成のようなご本です。
あとがきの中で由由さんはこう書かれています。
【それぞれの場所で、その時、その瞬間に、「私の心に写ったイギリス」です。】
誰しも自分の心の中だけに写った忘れられない風景があります。
それは心を揺さぶる人との出会いの場面かもしれないし、涙が流れてしまうほど美しい景色なのかもしれません。
そんな風景をそっと心の中に刻み込んで、それぞれの人々のそれぞれのロマンは永遠に続いてゆくのでしょう。
「英国にたくさんのありがとう…。」
再び、あの風景と会える日を夢見て───。
(2007年3月5日「英国浪漫譚EIKOKUROMANTAN」完 天水)
お疲れ様でした!!
途中、そのままでまだ読んでないところが
幾つかあるので、遡って読むね!
でっかいでっかい、
思い出深い、忘れられない、何かの最初の
1ページになる、貴重な旅になったね。
どの写真も、ゆきさん、上手く撮ったな~って
感心します。すごく英国らしいいい写真ばっかり!
さすがアーティスト♪
ふふふ
お疲れさまでした~。なんかさびしかったりして。旅行記をかき終わることで、本当にその旅行が終わってしまったようなかんじが。。。イギリス旅行を存分に楽しんだ様子がつたわってきて、読んでいて楽しかったです。小説のためのインスピレーション、いっぱい湧いたのではないでしょうか?どんな作品になるのかな~♪
旅行記終わりました~!
単身スコットランドのエディンバラに行けて、生やっこちゃんに会えて…それだけでもすっごい(自分の中では)大冒険というか偉業を成し遂げた気分だったのに、気が付けばフィンドホーンでもロンドンでもうろうろしまくり
でもこの英国行きで自分の中の何かが確実に変わりました。
それは何だか抽象的すぎてうまく言葉にできないのだけれど…。
ホントに行って良かった!!
やっこちゃんにはこの旅行記で(本人の了解も取らないままに
てへ)ちょこちょこ出演してもらっちゃって、ありがとう!
暇な時にでもまた読んでやってくだされ~。
さびしい…なんて!。
ありがとうございます~~。
ホントにこうして最後まで付き合って下さって感謝感激です。
実はわらくしも書き上げてしまうと、ちょっと寂しかったりするのです…。でもやっぱり、やった!という喜びが大きいのですけどね。
今まで本やネットでの手探りで想像することしか出来なかった世界を、自分の肌で実際に触れることができた喜びは、何ものにも代え難い経験でした。
まだまだ文章に関しては未熟なのですが、この英国行きで得られたものを少しでも作品の中に昇華させることができたら…と願っています。
一体いつになったら叶う夢なのか分かりませんが、できればその時まで、ずーっとお付き合いして頂けたら嬉しいです
これからの作品にますますの期待です。
これからも、「こっそり」楽しみにしていますね。
胸にグッときます。
だから私もいつまでも書けないでいるのかも。
早く終わらせたいような、それでいて終わりにしたくないような
複雑な気持ちです。
どの写真もキラキラしてて、ゆきさんの英国への気持ちが
表れてますね!
お疲れ様でした。 もう走らなくてもいいですよ!(笑)
ありがとう~~
何とかラストまでこぎつけました!
自立…自立してるかしらん?うふふふふ。
わらくしから言わせてもらうとtnonkimamaの方がずっとずっとしっかりしてる印象よん!
でもね!自信はつきました!
やれば出来るじゃ~ん!みたいな、ね!
最後まで読んでくれて本当にありがとう!嬉しかったです!
今度は櫻花楼の方にもこっそりと(笑)遊びに来てね~
とうとう終わりました~~。
ホントによく走った旅でした(笑)。
最後まで付き合ってくれて本当にありがとう~~
始めは帰りの飛行機の様子もレポする予定だったのですが、隣りの人がアパレル系みたいな「かっちょええあんちゃん」でのう…ミョーに緊張して写真を1枚も撮れなかったの…あぽ。
それとね結構揺れたんだよね~
だので、こんなラストになってしまいました。
早く終わらせたいけど終わらせられない…。
そうそう寂しさはとてもあるの。
でもよっしゃあ次いくぜ!みたいなスッキリした気持ちもあるんだよね~。
GonちゃんはGonちゃんの納得した時点で書き上げてしまってもいいんじゃないかな?
Gonちゃん今年の夏がまたやって来るわよ~ん
Gonちゃんの旅の第2章もすでに楽しみに待ってます!
(早すぎますって?てへ)
こちらはこれで終わっちゃったけど、まだまだこれからもずーっとお付き合いをよろしくお願いしま~す!!