サウス・ケンジントンに着いたものの、駅を出てすぐに迷ってしまった。
ヴィクトリア&アルバート博物館はすぐ近くのはずなのに、もう暗いせいかよく分からない。
歩行者も多くて危険な雰囲気はないのだけれど、あまりウロウロしたくないし…。
ちょうどベビーカーを押した家族連れがやって来たので、エクスキューズミーと声を掛けて地図を指さしながら訊ねてみた。
しかし夫婦そろって親切に道を教えてくれた後、
「でももう閉まってるよ…。6時までだから」
と気の毒そうに言われる。
(あ…)
「いえいえいつもならそうなんですけどね~水曜日は8時まで開いてるんですよお~だから大丈夫です。ご親切にありがとうございましたあ!」にっこり。
と言いたいのに言えない!うがー!
なので精一杯丁寧にサンキューベリィマッチを連発して別れた。
(ああ、もう少し喋れたらなあ…。)
どうやら自分は駅からブロンプトン・ロードへ出なければならなかったのをオールド・ブロンプトン・ロードの方へ行ってしまっていたらしい。
駅周辺は明るくて賑やかだったのに、少し外れると人通りがぐっと減った。
自然と焦りが出て競歩の選手のような早足になる。
すると暗い空におわんを逆さに乗っけたような建物のシルエットがぼ~っと見えて来た。
あ…っ!
うわあ~アートでポップでゴシックな雰囲気がみなぎってるわあ!素敵!
しかも無料だなんて~!!大英帝国ばんざい!
ガイドブックに書いてあった通りちゃんと開いている!良かったあ!
ヴィクトリア&アルバート博物館は大好きな絵本作家津田直美さんが著作「ロンドンのしあわせ」(現在は「小さいとっておきの日曜日Ⅰ」に収録)の中でロンドンに来たときには必ず立ち寄ると紹介されていた場所。
憧れていたけれど、今回はスケジュール的に無理だと諦めていた。
どう転ぶか分からないものだ。
これも旅の醍醐味?
では!Victoria&Albert Museumに、いざ入場~~♪
入ってすぐのエントランスホールに特大のガラスのシャンデリア!
思わず「ほえ~っ」と唸る。天井高~い!
すごいアーキテクツな世界だわん!
しかし見惚れるのは後にして、まずはごはん!ごはん!
今夜こそまともな食事をするのだ~。
館内地図をにらめっこしながらカフェを探す。
う~迷子になりそう…。
通常は3ヶ所くらいカフェがあるようだけど、今の時間帯は1ヶ所のみ営業らしい。
やっとごはんにありつける~♪
カフェはとても広くてビュッフェ形式でした。飲み物のコーナー、お総菜のコーナー、パンのコーナーetc…とあって種類はとても豊富。トレイに好きな物を好きなだけ、それぞれの係の人からついでもらって最後にレジでお支払い^^。バナナのスムージー・トマトベースのスープ(パン付き)・ジャケットポテトで£7くらいでした。
う~~美味い!!
特にクリームをからめたジャケットポテト!めっちゃうまい!!
何かな?これ…サワークリームかしらん。ああ美味しいよ~~。もっとついでもらえば良かった~。
温かいスープも幸せ~。
バナナのスムージーは混ぜ物なし!って感じのもろバナナ。いいデザートになったけどマックシェイクより吸引力が必要かも。強敵。
しかもなあんとクラシックの生演奏つき!
美しい音楽を聴きながら頂くごはんはまた格別!くぅ~。
英国での最後の晩餐…。
なあんて贅沢なんざましょ~。
特等席にちゃっかり陣取る。ありがとうみなさん!わたくしのために…。(←違います)
演奏していたのは、この方たち。The Alexandra String Quartet.結婚式やパーティなどで演奏活動をしているそう…。
お腹は一杯になったけど時刻はもう7時すぎ。
残念ながらゆっくり見て回る時間はないので、カフェを探しているときにちらっと見えていたケルト十字が気になって、1階のEUROPEというカテゴリーのキャストコートへ。
(JAPANという部屋もあった。一体どんなものが展示してあるのか恐いもの見たさに興味津々だったケド…今回はスルー)
上のフロアにはアンティークの衣服や調度品などキラキラ乙女御用達のロマンチックな展示物が沢山あるらしい。が…わたくしが見たのは…。
これだ!!
でかっ!!
こ、こんなにでかいものが部屋の中に…。
このスペースは古い時代の石の装飾や像が収められていた。大体がキリスト教のもの?なのかな?天国の門のような巨大で複雑な細工のアーチなど(レプリカらしいけど)とにかく圧巻の大迫力。
撮影禁止なのかと思っていたけど、みんな写真をパシャパシャ撮っている。いいの?と眉をひそめていたら触るのがダメなだけで写真はOKとのことでした。
太っ腹~。(まあ絵画と違って変色はないだろうからネ。あ、レプリカだからか?)
Wikipediaで↑の写真の拡大版が見られます。
スコッツ・シスターズたる者ケルト十字は外せません。比較対照になる誰かが通ってくれないかな~と待ち構えてちゃっかり撮影。ご協力ありがとうございました~^^。
8時まで堪能した後は、タクシーを拾ってVICARAGE HOTELへ帰着。
お部屋の横に置いてある公衆電話から、エディンバラのやっこちゃんにTEL。
昨日の朝に別れたばかりなのに、もう全てが懐かしい…。
HELLO?やっこちゃん?ゆきだよ。あのねロンドンでねえ色んなこと体験したよ、がんばったよ…。
明日はもう日本へ発つ飛行機に乗る。
英国での最後の夜が更けてゆく…。
ヴィクトリア&アルバート博物館はすぐ近くのはずなのに、もう暗いせいかよく分からない。
歩行者も多くて危険な雰囲気はないのだけれど、あまりウロウロしたくないし…。
ちょうどベビーカーを押した家族連れがやって来たので、エクスキューズミーと声を掛けて地図を指さしながら訊ねてみた。
しかし夫婦そろって親切に道を教えてくれた後、
「でももう閉まってるよ…。6時までだから」
と気の毒そうに言われる。
(あ…)
「いえいえいつもならそうなんですけどね~水曜日は8時まで開いてるんですよお~だから大丈夫です。ご親切にありがとうございましたあ!」にっこり。
と言いたいのに言えない!うがー!
なので精一杯丁寧にサンキューベリィマッチを連発して別れた。
(ああ、もう少し喋れたらなあ…。)
どうやら自分は駅からブロンプトン・ロードへ出なければならなかったのをオールド・ブロンプトン・ロードの方へ行ってしまっていたらしい。
駅周辺は明るくて賑やかだったのに、少し外れると人通りがぐっと減った。
自然と焦りが出て競歩の選手のような早足になる。
すると暗い空におわんを逆さに乗っけたような建物のシルエットがぼ~っと見えて来た。
あ…っ!
うわあ~アートでポップでゴシックな雰囲気がみなぎってるわあ!素敵!
しかも無料だなんて~!!大英帝国ばんざい!
ガイドブックに書いてあった通りちゃんと開いている!良かったあ!
ヴィクトリア&アルバート博物館は大好きな絵本作家津田直美さんが著作「ロンドンのしあわせ」(現在は「小さいとっておきの日曜日Ⅰ」に収録)の中でロンドンに来たときには必ず立ち寄ると紹介されていた場所。
憧れていたけれど、今回はスケジュール的に無理だと諦めていた。
どう転ぶか分からないものだ。
これも旅の醍醐味?
では!Victoria&Albert Museumに、いざ入場~~♪
入ってすぐのエントランスホールに特大のガラスのシャンデリア!
思わず「ほえ~っ」と唸る。天井高~い!
すごいアーキテクツな世界だわん!
しかし見惚れるのは後にして、まずはごはん!ごはん!
今夜こそまともな食事をするのだ~。
館内地図をにらめっこしながらカフェを探す。
う~迷子になりそう…。
通常は3ヶ所くらいカフェがあるようだけど、今の時間帯は1ヶ所のみ営業らしい。
やっとごはんにありつける~♪
カフェはとても広くてビュッフェ形式でした。飲み物のコーナー、お総菜のコーナー、パンのコーナーetc…とあって種類はとても豊富。トレイに好きな物を好きなだけ、それぞれの係の人からついでもらって最後にレジでお支払い^^。バナナのスムージー・トマトベースのスープ(パン付き)・ジャケットポテトで£7くらいでした。
う~~美味い!!
特にクリームをからめたジャケットポテト!めっちゃうまい!!
何かな?これ…サワークリームかしらん。ああ美味しいよ~~。もっとついでもらえば良かった~。
温かいスープも幸せ~。
バナナのスムージーは混ぜ物なし!って感じのもろバナナ。いいデザートになったけどマックシェイクより吸引力が必要かも。強敵。
しかもなあんとクラシックの生演奏つき!
美しい音楽を聴きながら頂くごはんはまた格別!くぅ~。
英国での最後の晩餐…。
なあんて贅沢なんざましょ~。
特等席にちゃっかり陣取る。ありがとうみなさん!わたくしのために…。(←違います)
演奏していたのは、この方たち。The Alexandra String Quartet.結婚式やパーティなどで演奏活動をしているそう…。
お腹は一杯になったけど時刻はもう7時すぎ。
残念ながらゆっくり見て回る時間はないので、カフェを探しているときにちらっと見えていたケルト十字が気になって、1階のEUROPEというカテゴリーのキャストコートへ。
(JAPANという部屋もあった。一体どんなものが展示してあるのか恐いもの見たさに興味津々だったケド…今回はスルー)
上のフロアにはアンティークの衣服や調度品などキラキラ乙女御用達のロマンチックな展示物が沢山あるらしい。が…わたくしが見たのは…。
これだ!!
でかっ!!
こ、こんなにでかいものが部屋の中に…。
このスペースは古い時代の石の装飾や像が収められていた。大体がキリスト教のもの?なのかな?天国の門のような巨大で複雑な細工のアーチなど(レプリカらしいけど)とにかく圧巻の大迫力。
撮影禁止なのかと思っていたけど、みんな写真をパシャパシャ撮っている。いいの?と眉をひそめていたら触るのがダメなだけで写真はOKとのことでした。
太っ腹~。(まあ絵画と違って変色はないだろうからネ。あ、レプリカだからか?)
Wikipediaで↑の写真の拡大版が見られます。
スコッツ・シスターズたる者ケルト十字は外せません。比較対照になる誰かが通ってくれないかな~と待ち構えてちゃっかり撮影。ご協力ありがとうございました~^^。
8時まで堪能した後は、タクシーを拾ってVICARAGE HOTELへ帰着。
お部屋の横に置いてある公衆電話から、エディンバラのやっこちゃんにTEL。
昨日の朝に別れたばかりなのに、もう全てが懐かしい…。
HELLO?やっこちゃん?ゆきだよ。あのねロンドンでねえ色んなこと体験したよ、がんばったよ…。
明日はもう日本へ発つ飛行機に乗る。
英国での最後の夜が更けてゆく…。
何か1つのドラマが終わったようで、寂しいです。
ホントにゆきさんは初海外なのに、よくいろいろと調査して
旅行を楽しんで来られましたよね!
アバウトな私と大違い!!(笑)
私も早く完結しないと、1年経っちゃうわ~ (汗)
わらくしもまた行きたくてうずうずしています~。
次の機会を虎視眈々と狙ってるんですが…
えへへ。
実際一週間の旅行だったのですけど、長々と書き綴ってしまいました。
思いっきり偏った旅行記だったのに、こうして読んで頂けてとっても嬉しいです~~。
(次が待ち遠しい…なんて!そぎゃんかことば言うてもろうたら図に乗りますばい~ありがとうございます~~)
実はあと1回残っています。
最後はご挨拶で締めたかったのでリンクを先に持ってきてしまって…紛らわしくてすみません~。
ラストもぜひ読んでやってくださ~い
まあアバウトだなんてえ~。
Gonちゃんの旅のしおりに触発されて、わらくしも頑張って「すけじゅうる」を立てて行ったのよ~ん。
(でも立てた…だけ。特にロンドンでは…ほほほ~)
何か色んな事を詰め込んだ旅行記に、こうしてお付き合い頂けてわらくしは幸せもんだす
最後まで紛らわしくてごめんね。
あとラスト1回…どうぞ読んでやってください。
Gonちゃんの旅行記も終わりに近付いてきたと思うと、わらくしも寂しいだすよ~。
自分の旅行記は早く終わらせたくて途中かなり精神的にせかせかした時期もあったんだけど、ひとさまの旅行記はゆっくりじっくり読みたいのだ~