つれづれ記

手作りと日々の事 思いつくままひとり言

稲刈り

2009-10-13 09:45:44 | Weblog
連休に稲刈りをするとのことで

手伝いに・・・

見学に行く?


稲刈りといえば農家にとって田植えと並んで大イベント

昔は家族親戚総出でカマを手に稲刈り、ハゼ干し

その後も脱穀、もみすり・・やっと玄米


自慢じゃないけれど、

田植えも稲刈りも生まれてこのかた戦力になっていない不肖の娘



子供のころは、手伝いといってもお遊び程度にしかならないし

昔と比べると農業も機械化されて田植えも稲刈りも機械で出来るようになった

今は高齢の親に代わって、弟が休日稲刈り



黄金色の稲穂を乗用のコンバインで刈ってモミの状態で袋の中に

モミはコンピューター制御された乾燥機に入れられて指定の水分量まで乾燥



乾燥したモミは連動されたもみすり機の中を通って玄米に



そのまま自動計量で袋詰め、保冷庫で貯蔵。

極端な話、稲刈りをしたその日のうちに新米が食べれる驚きの機械化


昔ながらの天日干しのお米が良いといっても

労働力のことを考えたりするとなかなか難しい


日本の高齢化が進んだ農業はどうにか機械化によって労働力は助けられているが

東北のような見渡す限り水田の続く米どころでも

米だけでは食べていけないと嘆いているのに

住宅と農地がまるでパッチワークのような場所での中途半端な農業は

税金や機械の設備投資のことを考えたら

米は買って食べたほうが絶対に安いと親はいう



進む高齢化、耕作放棄、里山の崩壊・・・食料自給率の低下

何とかしないと日本の農業はだめになる!


ちょっとまじめな問題を考えてしまった~


刈り取られた田んぼの中に落ち穂拾いのハト



何もしないでおこぼれを頂戴

稲刈り見学の私と同じだぁ~