『英語屋さん』の宝箱

『英語屋さん』『英語屋さんの虎ノ巻』(集英社新書/電子書籍版)、『英語で夢を見る楽しみ』(財界研究所)の著者のブログ

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怖い自転車の無灯火走行

2006-09-17 17:26:57 | 随想

 夜暗くなってからオンボロ自転車でネコたちのご飯やら砂を買いに出かける私が最も恐れているのは、自動車よりもむしろ、無灯火で突っ走ってくる自転車や、携帯電話に夢中になっている歩行者。「危ないよ!」という意味で遠慮がちにベルを鳴らすと、逆に睨み返される始末です。


 自転車にライトが付いているにもかかわらず、それを点けずに夜道を走る人は、「都会の夜道は明るいし、気をつけているから大丈夫」という軽い気持ちでもあるのでしょうか。しかし、自動車からは見えにくくて自分の身が危険ですし、自転車で人をはねて死亡させた事故もよくあるそうです。そういった危険から自分自身を守るためには、警官に注意されるまでもなく、ライトを点灯するのは当然と思うのですが、そう思わない人がかなり多いのでしょうか。


 実際、私の経験からいうと、ここ東京の夜道ですれ違う自転車の半数以上は無灯火走行。これで黒っぽい服装をされていると、背景や天候によっては数メートル先まで近づくまで気づかないこともあって、危険を感じることもよくあります。いっぽう、歩行者も、数人にひとりくらいは携帯電話で話に夢中になっているか、画面をじっと見つめたり操作したりしながら歩いています。最悪なのは、携帯電話で話しながら無灯火、しかも猛スピードで突っ走ってくる自転車。ここまでくると、歩道を走る凶器としかいいようがありません。


 その昔、『日本人とユダヤ人』(イザヤ・ペンダサン著)という本がベストセラーになったとき、日本人は水と安全をタダだと思っているという言葉が有名になりました。残念ですが、この国の人々のそのような傾向は、今でもあまり変わっていないようです。国防力や警察力の強化といった主張にこの言葉を引用する前に、ひとりひとりがもう少し、自分や家族の安全対策を考えたほうがいいのではないでしょうか。


 かくいう私自身は、自転車に乗るときには細心の注意を払っているつもりです。接触が悪くなって点いたり点かなかったりするダイナモ(発電機)ライトのほかに、もうひとつ乾電池式のライトを付けました。夜間に自転車に乗るときは、なるべく白っぽい服と帽子を着用。他の自転車や歩行者との接触事故に備えて、損害賠償保険にも加入しました。


 日常生活に潜む危険から身を守るために、安全対策にちょっとしたコストや手間をかけることをもう少し考えてみてはどうでしょうか。

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