ルーツ・ミュージックやシンガー&ソングライターが好きな自分としては、いつもお届けしている傾向とはやや変わって、一転ロックをお届けしたいと思います。
というのは、10代(と言っても15,16歳くらいからでしょうか)の頃は、あまり音楽のことも知らないで、主に深夜放送ラジオで音楽を聴いていました。あの頃はまだFM放送もなかったような気がします。
その頃、友人達はイギリスのハード・ロックやプログレッシブ・ロックなどをよく聴いていました。小生はポップなものも結構聴いていましたが、ロックと言えば、クリーム、ローリング・ストーンズなどでしたか。
大学は何としても東京に行きたくて上京し、勉強もせずにバイトにあけくれ、小遣いを貯めては、レコードを買っていました。
中央線沿いに住んでいたので、暇があれば、近辺のロック喫茶に入り、難しそうな本を片手に堅い顔を作りながら、いろいろなアーティストを聴かせてもらっていました。
アメリカン・ロックも耳に入るようになり、当時好きだったデレク&ドミノスからデラニー&ボニー、オールマン・ブラザーズ・バンドなど南部のロックを知りました。
そんなこんなで知ったのがボズ・スキャッグスでした。当時、彼はまだAORではなく、ブルース・ロックでした。
中野?あたりのロック喫茶だったでしょうか。イントロから「おっ、これはかっこいい・・・」と思い、10分以上にも及ぶ演奏に飽きるどころか、その素晴らしい演奏に衝撃を受けたものです。
ボズ・スキャッグスの歌もさることながら、ギターが泣かせるので、後でジャケットを見せてもらったところ、デュアン・オールマンでした。
さっそくアルバムを探しましたが、なかなか見つからずやっと手にしたのが、次のアルバムでした。(今は処分して手元にありません)
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曲のオリジナルは、フェントン・ロビンソンです。
先日、YouTubeで見つけ、ライブ?と思い、失望するかもしれないと思って、聴いてみましたが、当時のLPに収められていた演奏とほとんど同じ演奏を再現しているものでしたので、今回懐かしくて取り上げてみました。
リード・ギターの人(名前が分かりません)もデュアン・オールマンのフレーズをほとんど同じに弾いていますし、ホーンも同じ演奏です。
ただアルバムでは、最後になっていくほど、演奏がテンション・アップしていったような気がしたのと、デュアンのギターと音色がちょっと違う点が、このライブでは少々物足りなかったものの本当に久しぶりにこの曲を聴くことができました。