湖南村尻百姓記

65歳で、妻の実家のある湖南町に帰郷・帰農して山里暮らし・百姓暮らしをはじめた隠退牧師の日記

『心象童話 流れる雲と野と人の賛歌』の著者・結城昭八氏はご存命だった・・・!

2016年06月07日 | 【湖南】

今日、筆者のブログ『田舎牧師の日記』にコメントがありました。

『心象童話 流れる雲と野と人の賛歌』の著者・結城昭八氏は、平成28年現在ご存命であると・・・。

2013年4月1日に、妻のふるさと・湖南町赤津村に帰郷・帰農して以来、筆者、結城昭八著『心象童話 流れる雲と野と人の賛歌』の話しをすることが多い・・・。いろいろなひとに、この結城昭八氏のことについてお尋ねするのですが、<なくなって久しい>、<もう知っているひとはいねえ>と言われる方々ばかり・・・。筆者、妻のふるさと・湖南に帰郷したあかつきには、この結城昭八という著者の方に遭えるかもしれない・・・、と期待していたのですが、湖南町福良村の、結城昭八氏と同じ村の方々は、その名前をほとんど記憶にとどめておられないか、<なくなって久しい>、<もう知っているひとはいねえ>と言われる方々ばかり・・・。

今年になって、5月8日に、湖南史談会の役員会があったとき、『心象童話 流れる雲と野と人の賛歌』の言葉を使いながら、鉄道唱歌の調べで歌える『湖南賛歌』をプリントアウトしてもっていったのですが、湖南史談会の、福良村出身・福良村在住の三役の方々も、<なくなって久しい>、<もう知っているひとはいねえ>・・・と話しておられました。

湖南賛歌の歌い出し、それは、結城昭八著『心象童話 流れる雲と野と人の賛歌』の次の文章に由来します。

<ふるさとには湖がある。・・・湖を隔てた北側には、磐梯山や吾妻山などがそいびえている。吾妻山は優しい、貝殻をかぶせたような姿で、後方へと並んで立つ。それに引き替え、磐梯山は雄々しい山だ。この山々が四季折々に色づく様は美しく、たのもしい限りだ>。

その、結城昭八氏の散文を、筆者が七五調で綴ると、

1. ここはふるさと みずうみの
北に見えるは 磐梯山
雄々しき姿の 隣には
その名も優し 吾妻山

となります。

<鰍という魚がいる。「河鹿」と書くと、五月頃、清流流れる川石の上で美声を張り上げ「ほろほろ」と鳴く。>という文章は、

13. 五月になれば 清流の
ながれの石の 上で鳴く
カジカの声は ほろほろと
谷地田に響く 美しさ

<7、8歳にもなった馬は、人間でいうともう中年過ぎで、どこかおっとりして、疲れた感じがないでもなかった。我が家のその馬に、ある日召集令状が来たのだった。・・・精一杯の御馳走をして、「元気で、国のために役に立てよ」と父が言った。赤飯を与え、卵を飲ませ、送別の御馳走を食べた馬が、坂道を小さくなりつつ登っていく。>という結城昭八氏の散文は、詩こころのない筆者の手にかかると、

40. 福良赤津の三春駒
軍馬となって出征し
一人も帰らぬ悲しさを
石碑に刻む千手院

になります。

『湖南賛歌』の最後の歌は、『心象童話 流れる雲と野と人の賛歌』の著者・結城昭八氏に対する敬意をこめて・・・

60. 昔の自然の 美しさ
忘れてならじと 四季の里
福良の古老が 語り継ぐ
湖南の明日に 栄えあれ

結局、結城昭八氏がどういうひとであるのか、知っていたのは、妻の実家のおとうさんだけでした。結城昭八著『心象童話 流れる雲と野と人の賛歌』は、筆者が、妻のふるさと・湖南の赤津村に帰るときの道しるべになりました。静岡県立焼津高等学校の教師をされていた結城昭八先生は、今年83歳でご存命中・・・!

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2 コメント

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Unknown (一)
2017-11-09 11:54:41
心象童話を話題を楽しく読ませていただきました。
父、昭八は母と今でも焼津で2人で暮らしています。昼間は家の前の畑を耕し、野菜を作り、夜は机に向かって何やら書き留めている毎日を送っています。大好きなお酒は医者から止められているようですが、ちょっと減らして飲んでいるようです。
コメントありがとうございました (吉田向学)
2017-11-09 19:07:10
文字通り晴耕雨読の日々を過ごしておられるのですね。お元気でなによりです。当方にも、『公立共済友の会だより』が送られてきます。引退されて年金暮らしをされている教師の方々の<投稿プラザいきいき人生>を読ませていただいていますが、教師の方々の老後の生き方を学ばせていただいています。湖南史談会は、この文章を書いた数か月後、8月に脱会しました。歴史はひとがつくりだすもの。ひとのことに関心をもっていない湖南史談会に興味がなくなりました。結城昭八先生の『心象童話』は、湖南で人生の晩年を過ごす、湖南移住者にとっては最高のみちしるべです。今の湖南人が忘れてしまった、昔の湖南のひとの生き方を想い起させてくれます。結城昭八先生とご家族のみなまさの上にご健康とご多幸をお祈りします。

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